フィテッセ移籍が決まったFC東京DF太田宏介 [写真]=Getty Images
FC東京は15日、太田宏介がフィテッセ(オランダ)へ完全移籍することに合意したと発表した。
現在28歳の太田は、2006年に横浜FCでデビューを果たすと、清水エスパルスを経て、2012年からFC東京でプレー。今季はJ1で30試合に出場し3得点を記録した。J2を含むJリーグ通算では246試合に出場し9得点を挙げている。2011年にはJリーグ優秀選手賞を初受賞。2013年から今季を含め3年連続で同賞を受賞し、2014年にはベストイレブンにも選出された。
初の海外挑戦を実現させた太田は、クラブ公式サイトを通じて、「心から愛する東京ファン・サポーターのみなさまへこの度、オランダのフィテッセに移籍することになりました。愛する東京を離れることは苦渋の決断でしたが、年齢的にも最後のチャンスと捉え、チャレンジすることに決めました」と報告。
「FC東京に関わるすべてのみなさま、“東京ファミリー”に出会えたことを誇りに思うのと同時に、言葉では表すことができないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。元日、味の素スタジアムで優勝カップを掲げられるように、残りの期間も全力で頑張ります。本当に4年間ありがとうございました」と感謝を示した。
太田は、現在ヴィッセル神戸でプレーするDF安田理大、2011年12月から2年半プレーしたハーフナー・マイク(現ADOデン・ハーグ)に次ぎ、フィテッセ史上3人目の日本人プレーヤーとなった。
By サッカーキング編集部
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