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徳島MFエステバンが現役引退「これからは神様のために生きていく」

2015.11.28

10月のFC岐阜戦に出場した徳島MFエステバン(右) [写真]=Getty Images

 徳島ヴォルティスは28日、元コロンビア代表MFエステバンが現役引退を引退すると発表した。

 現在33歳のエステバンは、2013年に当時J2のヴィッセル神戸に加入し、同年3月3日に行われたJ2第1節の徳島戦でJリーグデビューを飾り、通算28試合に出場した。その後、韓国の済州ユナイテッドFCを経て、2014年7月に当時J1の徳島に加入し、14試合に出場した。今季はJ2で30試合に出場し2ゴールを記録。天皇杯でも3試合に出場した。


 同選手は、クラブ公式サイトを通じて、「みなさんには言いづらいですが、お伝えしなければいけません。帰国する前にみなさんに報告したいと思いました」と始めると、「コロンビアに戻ってからはサッカーをしないので、徳島ヴォルティスが最後のチームになります。ここで引退することをみなさんに伝えたいと思います」と現役引退を報告。

「このチームで出会った監督をはじめスタッフの方々や、チームメイト、そしてファン・サポーターのみなさんを家族のように思っています。今まで様々なチームでプレーをしましたが、ここまでチームの一員としてみんなと仲良くなることが出来たのは初めてですし、徳島ヴォルティスでプレーできたことは本当に喜びでした。僕にとっては有名になるよりも1人の人間として大事なことがあると思っています。コロンビアには助けが必要な人々がたくさんいますので、神様のもとで神様のためにこれからは生きていきたいと思っています。心の中にはチームとファン・サポーターのみなさんが常にいますので、みなさんのことを私は忘れません。本当にありがとうございました」と感謝のコメントを残した。

 なお、徳島は同日に、契約満了を迎えたMF衛藤裕と来季の契約は結ばないことも発表した。現在32歳の衛藤は、2011年にサガン鳥栖から徳島に加入。今季はJ2で12試合に出場し1ゴールを挙げ、天皇杯では3試合に出場し1ゴールを記録した。

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