FC東京DF森重(左)とフィッカデンティ監督(右) [写真]=Getty Images
FC東京は27日、チームを率いていたマッシモ・フィッカデンティ監督と来季の契約を更新しないことを発表した。なお、後任については発表されていない。
フィッカデンティ氏は現役時代にヴェローナやトリノなどでプレーした。指導者としてはヴェローナやレッジーナ、カリアリなどを率いた経験を持っており、チェゼーナ監督時代にはインテル所属の日本代表DF長友佑都を指導。Jリーグクラブ初のイタリア人監督として、2014年からFC東京を指揮していた。
今季FC東京は、2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ2位、セカンドステージは6位で、年間4位で終了。22日に行われた最終節のサガン鳥栖戦、勝てば年間3位でチャンピオンシップ進出が決まる試合でスコアレスドローに終わっていた。
天皇杯ではベスト8に進出しており、12月26日に長崎県立総合運動公園陸上競技場でサンフレッチェ広島と対戦。今季の公式戦終了まではフィッカデンティ監督が指揮を執る。