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【予想スタメン】中銀スタジアムでは2連敗中の広島、甲府戦はタイトルに向けての大きな“関門”

広島は今節、甲府に勝利するとチャンピオンシップ出場が決定する [写真]=Getty Images

ヴァンフォーレ甲府 2ndステージの失点はリーグ最少タイ、ゲームの立ち上がりと締めくくりがカギとなる

 残り3節で降格圏との勝ち点差が「9」。J1残留に王手をかけて臨む一戦だが、リーグ最多64得点の広島に対し、甲府は山形と並ぶ最少タイの22得点。攻撃力の差は明白だ。特に「中央で闇雲に縦パスを入れても、ゾーンディフェンスに引っ掛けられて、広島のカウンターの餌食になるだけ」(佐久間悟監督)だと、トレーニングの主眼は、横の揺さぶり、クロスからのシュートに置かれていた。

 その一方、甲府の2ndステージの13失点は広島よりも少なく、横浜FMと並ぶリーグ最少タイ。おのずと勝機はロースコアの展開に見出すことになる。

 また、新井涼平が「広島は試合の序盤、相手に速いプレッシャーをかけて、リズムつかもうとしてくる」と言うように、今季の開幕戦では開始10分に佐藤寿人に先制点を奪われ、そのままあえなく敗れている。時間帯別のゴール数を比較すると、両チームの差が最も大きいのは「75から90分」。前節もアディショナルタイムに劇的な勝ち越しゴールを挙げた広島は、ラスト15分で、実に17得点を奪っている(甲府は同時間帯に4得点)。

 甲府にとっては、ゲームの立ち上がりと締めくくり。いわば「サッカーで一番怖い時間帯」で、どれだけ隙なく戦えるのかを、問われることになりそうだ。今季、広島とは2戦2敗だが、ホーム中銀スタジアムでの広島戦は一昨年から2連勝中。奇しくも去年も今年と同じく、残り3節のタイミングで対戦。2-0で完勝して、残留を決定づけている。他チームの動向に拠らず、目標を自力で達成して、地元サポーターと歓喜を分かち合いたいところだ。(渡辺功)

■甲府予想スタメン
3-4-2-1
GK
河田晃兵
DF
土屋征夫
山本英臣
津田琢磨
MF
松橋優
新井涼平
マルキーニョス・パラナ
阿部翔平
稲垣祥
阿部拓馬
FW
バレー

サンフレッチェ広島 守備を固めるチームをどう崩すかがカギとなる

 前節の川崎戦で劇的な勝ち点3を奪ったことにより、広島はチャンピオンシップ出場権獲得に向けて大きく前進した。今節、広島が甲府に勝利するか、もしくはG大阪が仙台を相手に引き分け以下に終われば、広島の年間3位以内が確定。チャンピオンシップ出場権をモノにできる。

 ただ、甲府は決して簡単に勝てる相手ではない。特に彼らのホームである山梨中銀スタジアムでは、森保一監督就任以降、一度も勝ち点を得られていない。2年連続して0-2で敗れ、1点も取れていないのが歴史である。過去の対戦を見ても、中銀スタではJ1に限ると1勝4敗で3得点7失点。現在のJ1スタジアムでいえば、埼玉スタジアムに次ぐ勝率の悪さだ。

 今季の開幕戦は、ホームのEスタにおいて2-0で完勝。ただ、その時はまだ佐久間悟監督の就任前でエースのバレーも加入していない。当時とは全く違うチームと考えるべきだろう。

 甲府の伝統というべき堅守を打破しなければ、勝ち点を奪うことは困難だ。ただ、広島は決して攻撃陣が絶好調というわけではない。J1通算最多得点に王手をかけている佐藤寿人は5試合、J1途中出場シーズン最多得点にあと1点と迫っている浅野拓磨も2試合ゴールがない。前節は2得点挙げたとはいえ、川崎は攻撃的なチーム。守備を固めた相手をどう崩すか。その課題は今季鋭く突きつけられている。J1屈指のドリブラーである柏好文を始め、負傷者が多発している広島にとって、甲府戦はタイトルに向けての大きな関門といえよう。(紫熊倶楽部 中野和也)

■広島予想スタメン
3-4-2-1
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
水本裕貴
MF
ミキッチ
青山敏弘
森崎和幸
清水航平
ドウグラス
柴崎晃誠
FW
佐藤寿人


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