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札幌、元日本代表MF小野と稲本がともに出場…3359日ぶりの共演

2015.08.15

2002年日韓W杯でともにプレーした小野と稲本 [写真]=Bongarts/Getty Images

 2015明治安田生命J2リーグ第29節が15日に行われ、コンサドーレ札幌とファジアーノ岡山が対戦し0-0で引き分けた。この試合で、札幌に所属する元日本代表のMF小野伸二とMF稲本潤一がともに途中出場でピッチに立ち、約9年ぶりの共演を果たしている。

 65分、小野がMF菊岡拓朗との交代で出場すると、試合終盤の87分にその瞬間が訪れる。FWナザリトに代わり稲本が投入され、公式戦では日本代表としてともにプレーした2006年6月4日の国際親善試合・マルタ戦以来3359日ぶり、そしてクラブでは初めて、二人がチームメートとしてピッチに立った。


 昨夏ウェスタン・シドニー・ワンダラーズから札幌に入団した小野は、今年1月に川崎フロンターレから加入した稲本に対し、クラブよりも先に電話でオファーを出していたという。そして稲本は入団会見で、「やっぱり彼(小野)がいるというのは、決めた一つの要因。彼は僕たちの世代のスターですし、彼とプレーできる機会を与えてくれたコンサドーレにはすごい感謝をしています。彼は見てる人を喜ばせるプレーをするので、そのプレーを支えていければ」と語っていた。

 次節、札幌は23日にロアッソ熊本と対戦する。

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