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タイトル獲得に笑顔も、気を引き締める主将阿部「まだまだ通過点」

2015.06.20

浦和MF阿部勇樹(中央) [写真]=野口岳彦

 2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節が20日に行われ、浦和レッズヴィッセル神戸と対戦し、1-1で引き分けた。この結果、勝ち点を38に伸ばした浦和のJ1ファーストステージ優勝が決まった。試合後、キャプテンのMF阿部勇樹がインタビューに応えている。

 2012年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任してから、4年目にしてようやく初タイトルをもたらすことができたが、これについて阿部は「そうですね。継続しやってきたことが実って、やっと(ペトロヴィッチ)監督に返すことが…まだ途中ですけど、一つ監督に返すことができたと思います。レッズは大勢の仲間がいっぱい戦っているので、そういう人たちにも一緒に返せることが出来たのかなと思います」と、まずは一つ恩返しすることができ、一息つくことができたようだ。


 一方で、「まだ先は続くし、タイトルにつながったのはとても嬉しいですけど、やっぱりその先を見て、まだまだ戦っていかなければならないと思います」と、気を引き締めた。

 それでも、待ちに待ったリーグタイトルに「まあ、今日は素直に喜びたいと思います」と、笑顔を見せている。

 無敗での優勝については「チーム、ここにいる選手、スタッフだけでなく大勢の関係者が、大勢の仲間が一つになった結果だと思います。これを続けていく目標を立てて、頑張りたいなと思います」と、クラブとしての団結が要因だと振り返った。

 ともに戦ったレッズ・サポーターに向けては「毎試合ありがとうございます。まだまだ通過点なので、最後までこの勢いで突っ走って行きましょう。ありがとうございます!」とコメントしている。

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