カズの記録に並んだ大久保、カズダンスはお預けも「次に焦らしたい」

大久保嘉人

J1通算139得点目を決めた大久保(左) [写真]=Getty Images

 2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第7節が行なわれ、川崎フロンターレはヴァンフォーレ甲府と対戦し、3-0で勝利した。同試合でJ1通算139得点目を記録し、横浜FCの元日本代表FW三浦知良が持つ4位タイの記録に並んだ川崎のFW大久保嘉人が試合後のインタビューに応えている。

 大久保は、まず3-0の快勝を振り返り、「引いてこられると思ったので、今日は難しい試合になると思いましたけど、自分たちのいつものリズムでパスを回しながらこじ開けられたのは良かったと思います」と、チーム全体としていい流れに乗れたと感想を口にした。

 MF中村憲剛からのパスを受けて決めた先制ゴールについては「いや、あの時(パスが来る前に)よそ見をしていて、一瞬(中村)憲剛さんを見たら、憲剛さんがこっちに出したので、トラップだけして後は流しこむだけでした」と、振り返っている。

 この日の得点で三浦の記録に並んだが、「いや本当に、そこまで来たのは嬉しいですね。サッカーを見るきっかけとなったのもカズさんで、憧れから始まってカズさんに追いつけたというのは嬉しく思います」と、三浦に肩を並べた喜びを語った。

 事前に宣言していた“カズダンス”は披露されなかったが、これについては「並んだ時点では(カズダンスを)やる予定はなかったので、抜いた時点でしたいと思います」と、記録更新時には踊ることを明言している。

 最後にサポーターに向けて「カズダンスを今日見られると思った方もいると思いますが、次に焦らしたいと思います。ありがとうございました」とコメントした。

 次節、川崎はホームに柏レイソルを迎える。

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