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武藤、電光石火の一撃も“不敗神話”ストップ「チームを助けられなかった」

広島戦で先制点を挙げた武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

 FC東京は18日、明治安田J1リーグ1stステージ第6節でサンフレッチェ広島と対戦し、1-2で逆転負けを喫した。開始1分で武藤嘉紀の今季5ゴールで先制したが、素早いカウンターから2失点を奪われ、今季初の黒星。首位タイから5位に転落した。

 電光石火の一撃だった。試合開始直後、石川直宏が中央に送ったパスを広島の柏好文が頭で跳ね返そうとしたが、森崎和幸に当たり、そのこぼれ球はエリア内右でフリーになっていた武藤の足元に。冷静にGKの位置を見て、右足で股下を抜いた。開始わずか35秒。「ラッキーなボールがきた」。首位タイのFC東京があっさりと先制点を決めた。

 味の素スタジアムで昨年10月22日の第29節広島戦以来、約半年ぶりの武藤のゴールに沸くスタンド。エースFWのチャントが続き、瞬く間にスタジアムは「武藤劇場」と化した。

 しかし、11分に開幕戦以来となる失点を喫すると一気に雲行きが怪しくなった。同点とされたあとに布陣を3バックに変更し、相手の勢いを食い止めようとしたが、ここまでの好調を支えてきた守備が機能しない。一方でしっかりとブロックを敷いてスペースを消す相手に対して、攻撃の手段を欠いた。

「ボランチのパス回しがうまくて、どこでプレスを掛けるのかが難しかったし、うまくはまらなかった」

 ただ、そんな中でも背番号14は一人気を吐いた。16分、石川の右クロスを左足でダイレクトで合わせたが、シュートはサイドネットに。

「追加点を奪えるチャンスもあった。そこで2点目、3点目と相手を突き放せればよかった」

 82分には途中出場の広島FW浅野拓磨に逆転ゴールを奪われ、FC東京は今季初黒星。わずか1節で10年ぶりの首位から転落する結果となった。プロ入り後、自らが得点した試合で負けないという“不敗神話”も14試合でストップ。

「まあ、そういうときも来ると思いますし。けれども、やはり自分がゴールを決めてチームを助けることが自分の目標でもあるので、それが果たせなかったことは残念に思います」

 報道陣に対して気丈に対応したが、最後まで表情は晴れないままだった。


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