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【J1・1st第6節予想スタメン 甲府vs鳥栖】公式戦5連敗中の甲府が鳥栖と激突…初得点を挙げたアドリアーノの活躍に期待

2015.04.17

公式戦5連敗中と不振にあえぐ甲府 [写真]=Getty Images

ヴァンフォーレ甲府 負傷者続出もあって公式戦5連敗、アドリアーノの覚醒に期待

 クラブ史上J1最速となる、開幕2戦目でシーズン初勝利を挙げながら、その後は連敗街道へ。弱り目に祟り目で、保坂一成が神戸戦で裂傷を負い、今節の出場が難しく、マルキーニョス・パラナも足の付け根の痛みを訴え、木曜日の練習を回避。先週の新井涼平、ジバウに続き、ボランチに負傷者が集中する非常事態となった。マルキーニョス・パラナについては、ギリギリまで様子を見ての判断となるが、仮に欠場となった際は、石原克哉がボランチに下がり、空いたシャドーの位置を下田北斗伊東純也らが争うことになりそうだ。


 これまで4敗したリーグ戦のうち3試合で、ロングボールでDFラインの裏を取られ、早い時間帯に失点している。しかも、鳥栖の特長が切り換えの速さとセカンドボールの奪取であるため、樋口靖洋監督は「一瞬の迷いが致命傷になる」と、今週はいつも以上にシンプルなプレーを要求する姿が目についた。相手エースの豊田陽平対策については「大事なのは彼と競り合ったあとのセカンドボールに、どれだけ人数を集約できるか」と、ノヴァコヴィッチ封じを完遂して勝利した、第2節名古屋戦のイメージを重ね合わせている。

 明るい材料としては、前節アドリアーノに初ゴールが生まれたこと。相手のミスによる“プレゼントゴール”ではあったものの、去年も徳島で無得点に終わっていたのだ。いわゆる「ケチャップのフタが空いた」状態。ストライカーの得点感覚が呼び覚まされた可能性はあるだろう。(渡辺功)

■甲府予想スタメン
3-4-2-1
GK
荻晃太
DF
津田琢磨
山本英臣
野田紘史
MF
松橋優
稲垣祥
マルキーニョス・パラナ
阿部翔平
石原克哉
阿部拓馬
FW
アドリアーノ

サガン鳥栖 公式戦4試合ぶりの勝利も、チーム状態は上がらず

 前節、山形を相手に1-0で勝利して公式戦4試合未勝利から脱出した。開幕戦でPKで挙げた1点にとどまっていたエース豊田陽平の4試合ぶりのゴールと、左SB吉田豊が移籍後初アシストを記録しての勝利。これには森下仁志監督も試合後、「チームにとって大きい」と口にした。山形戦の勝利を巻き返しのきっかけにできるかどうかは、今節の甲府戦にかかっている。

 前節の勝利で5位に浮上したが、チーム状態はまだ上がっていない。山形に押し込まれる時間帯が多く、12本ものシュートを浴びた。これは鳥栖らしい守備が機能していないことを示している。森下監督の言う「前向きな守備から前向きな攻撃につなげられるようにやっていきたい」を実現させるには、まずは鳥栖らしいアグレッシブな守備が求められる。その守備ができれば、相手ゴール前に勢いよく飛び出していく攻撃を繰り出せるはずだ。

 しかし、J1となって鳥栖は山梨中銀スタジアムで2試合戦っているが、ここまで無得点で勝利なし。しかも、今季はナビスコ杯を含めてアウェーゲーム3連敗中。中銀を苦手なスタジアムにしないためにも、今節でしっかりと勝ち切りたいところだ。そのためには、古巣対戦となる吉田の活躍が不可欠。「どこが相手でも深い位置からのクロスは効果的だし、スペースに出ていくランニングやミドルシュートで相手を引き出すことも必要になる」と吉田は意気込んだ。(荒木英喜)

■鳥栖予想スタメン
4-2-3-1
GK
林彰洋
DF
丹羽竜平
菊地直哉
谷口博之
吉田豊
MF
高橋義希
藤田直之
水沼宏太
池田圭
キム・ミヌ
FW
豊田陽平

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