Jリーグ、W杯で話題の「バニシング・スプレー」を今季から正式導入

Jリーグへの導入が発表されたバニシング・スプレー [写真]=Bongarts/Getty Images

 Jリーグは23日、2015明治安田生命Jリーグ公式試合において、バニシング・スプレーを導入することを発表した。

 バニシング・スプレーは、昨夏のブラジル・ワールドカップで使用され話題となったアイテムの1つで、主審が一時的な目印としてピッチに噴射するスプレー。スプレーの泡は約1分程度で完全に消えるため、後のプレーに影響を与えることなく使用できる。

 ブラジルW杯後には、イングランドのプレミアリーグやスペインのリーガ・エスパニョーラ、イタリアのセリエAなど、ヨーロッパの主要リーグでも導入され、日本でも昨シーズンのJリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦において、試験的に使用されていた。

 同スプレーの使用は、フリーキックにおける攻撃側と守備側の距離の確保を目的としており、Jリーグは「リスタート時間の短縮等により、よりスピーディーな試合展開の実現を目指す」と述べている。

 なお、バニシング・スプレーが導入される試合はJ1、J2、ナビスコカップの全試合および、ゼロックススーパーカップ、J1昇格プレーオフ、J2・J3入れ替え戦、Jリーグチャンピオンシップで、J3リーグは対象外となっている。

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