2011年、徳島でプレーしていた際の倉貫 [写真]=Getty Images
ガイナーレ鳥取は2日、GK小針清允とMF倉貫一毅が現役引退することを発表した。
37歳の小針は東京ヴェルディやヴィッセル神戸、ベガルタ仙台、栃木SCでプレーし、2010年から鳥取に在籍。J1では通算37試合、J2では通算156試合、J3では通算21試合に出場した。
また、36歳の倉貫はジュビロ磐田やヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.、徳島ヴォルティスに在籍。鳥取では2014年からプレーしていた。これまでJ1では通算10試合、J2では通算435試合、J3では通算32試合に出場した。なお、倉貫は徳島のホームタウン推進部普及コーチに就任することが決まっている。
両選手は現役引退に際し、クラブ公式HPで次のようにコメントした。
■小針清允
「この度2014シーズンをもって引退することに決めました。19年間、応援し支え続けてくれたファン、サポーターの皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。また、これまで自分を指導して下さった監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、マネージャー、ホペイロ、その他のスタッフ、クラブ職員、ボランティアスタッフ等沢山の方々に支えられて日々のトレーニングから試合まで全力でサッカーに取り組み成長させてもらえました。そして一緒にプレーさせてもらった偉大な先輩方、同世代の仲間、これからの選手達の刺激があったからこそ、もっと上手くなりたい、少しでも上手くなりたいと思って毎日続けてこれたと思っています。ありがとうございました。サッカーと出会ってから約30年サッカーをしたことによって色々な場所に行き、沢山の出会いがありその中にはサッカーとは関係なく出会いながらも、ずっと友人としてだったり、貴重なアドバイスを頂ける関係だったりと多くの大事な御縁を頂きました。今後はサッカーで得たそれらの経験を活かして新たな夢や目標を持って、人生を楽しみながら自分らしく成長していきたいと思っています。本当にありがとうございました」
■倉貫一毅
「18年間の現役生活を終える事にしました。この18年間でたくさんの人たちに出会い、本当にそのすべての人たちに支えられてきたおかげで、この歳までプロのサッカー選手を続けてこられました。本当に感謝しています。ありがとうございました。そして最後にガイナーレ鳥取でプレーさせていただき、昇格という目標は叶わなく非常に悔しい思いもしましたが、その経験を糧にまた人間として成長出来たのではないかと思っています。今シーズンこそは、ガイナーレ鳥取がJ2に昇格する事を心から祈っています。本当にありがとうございました。これからは指導者としてサッカーに携わっていき、自分らしく楽しみながら、人としても成長していけるようにチャレンジし続けて行こうと思います」