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岐阜の恩田聖敬社長がALS発症を告白「『ぎふ』のために働きたい」

 FC岐阜は30日、代表取締役社長の恩田聖敬氏がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症していることを発表した。

 恩田氏はクラブ公式HPを通して、以下のようにコメントしている。

「この度は、私事ではございますが、みなさまにご報告する事項がございます」

「私、恩田聖敬は、昨年『アイス・バケツ・チャレンジ』で啓蒙活動が行なわれた、通称:ALSと呼ばれる、筋委縮性側策硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)を発症しています」

「この、ALSは現在の医学では、効果的な治療法はない難病で、運が悪かったとしか表現しようがない病気と言われていますが、私の境遇は、決して運が悪いわけではないと感じております。それは、全国に50余名しかいないJクラブの社長の一人として、お客様の喜ぶ姿や、『ありがとう』の声に接することが出来るこの職務は、私の天職だと感じているからです」

「また、サッカーに対して門外漢であった私ですが、昨シーズンを通してスポーツの持つ可能性、そこに関わるみなさまの熱さに強く魅せられ何度も背中を押してもらえました。さらに、FC岐阜の社長を務めさせていただいていることで、ふるさと「ぎふ」で、多くの人々に出会い、力強く支えていただいています。そのおかげで、この病名を告げられても、パニックにならず、自分のやるべきことを見失わず、今まで通り前進しつづける気持ちを持ち職務に取り組んでおります」

「このALSという病気は、身体は動かなくなるが、命までは取られない。感覚、知覚、意思、判断にも影響はなく、私は、『わたし』のままでいられる。ならば、今まで通り社長業を続けられる限りは続けて、「ぎふ」のために働きたい。その想いを、星野鉃夫後援会長をはじめとする周りの方々も尊重してくれました。また、家族も私の意思を応援してくれています」

「私の夢は、FC岐阜が岐阜県民にとってなくてはならないチームになることです」

「2015シーズンも、私はスタジアムでみなさまのお出迎えをしますので、気軽にお声がけいただき、これまで以上の熱い声援をチームにいただければと思います。ぜひ、みなさまも一緒に『ぎふを元気に!ぎふをひとつに!』を合言葉に、共に進み、共に戦い、ぎふがもっと元気になるように盛り上げていきましょう」

■筋萎縮性側索硬化症とは
手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉が徐々に痩せ、力がなくなっていく病気のこと。筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害を受ける。それにより、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなり、力は弱化し、筋肉が痩せていく。その一方で、体の感覚や知能、視力や聴力、内臓機能などは全て保たれることが多い。(参照:難病情報センターHP)

■アイス・バケツ・チャレンジとは
筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するため、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、または寄付をする運動のこと。2014年にアメリカで始まり、サッカー選手や政治家、アスリートなどの著名人たちがこの活動に参加し、寄付金の増加やALSの認知度向上に貢献。日本を含めた世界中に広がり、社会現象化した。

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