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宮本恒靖氏 、育成コーチとして古巣G大阪に復帰「経験を伝えたい」

2015.01.26

2011年に現役を引退した宮本恒靖氏[写真]=Getty Images

 ガンバ大阪は26日、元日本代表DF宮本恒靖氏が2015シーズンより同クラブアカデミーのコーチングスタッフとして加入することが決定したと発表した。

 37歳の宮本氏はG大阪ユース出身で、1995年にトップチームへ昇格。12年間に渡ってプレーし、2005年には主将として同クラブのJリーグ初優勝に貢献した。その後2007年からの2シーズンは、現在FW南野拓実が所属するオーストリアのザルツブルクでプレー。2009年にヴィッセル神戸への移籍でJリーグに復帰し、2011年に現役を引退した。


 また、日本代表としては、U-17からA代表まですべてのカテゴリーでキャプテンを務め、1997年のU-20ワールドカップや2000年のシドニーオリンピック、2002年の日韓ワールドカップ、2006年のドイツワールドカップなどに出場している。

 現役引退後は、解説者やJリーグの特任理事、2014年ブラジルW杯のテクニカルスタディーグループなどとして精力的に活動していた一方で、2015年にはJFA公認指導者A級ライセンスを取得。今回のG大阪U-13コーチ就任で、9年ぶりに古巣復帰となる。

 今回の加入発表に際し、宮本氏は以下のようにコメントしている。

「この度、ガンバ大阪U-13のコーチに就任することになりました。ガンバユースに入団した15歳から、15年間にわたってプレーしたクラブに9年ぶりに戻ることに対して、非常に嬉しく、また懐かしく思っています。子供たちがサッカー選手として、また一人の人間として成長していけるよう、自身の考えや経験を伝えていきたいと考えています」

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