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W杯戦士…岐阜が元日本代表MF三都主の退団を発表、ブラジルへ

2015.01.11

岐阜からの退団が発表された三都主 [写真]=Getty Images

 FC岐阜は11日、同クラブに所属する元日本代表MF三都主アレサンドロが契約満了にともない退団することを発表した。なお、三都主は13日にブラジルへ出発する。

 退団に際して三都主は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。


FC岐阜サポーターの皆さん、岐阜県民の皆さん、FC岐阜在籍中はたくさんの応援・サポートをありがとうございました。1年間という短い間でしたが、熱い応援の中でプレーでき、とても充実した一年でした。途中ケガをしてしまい、チームに迷惑をかけ、自分自身も悔しい思いをしました。もっとチームに貢献したかったという心残りはありますが、これからもFC岐阜がもっともっと成長していくことに期待しています。明後日、ブラジルに帰ります。21年間遠くで見守ってくれていた両親の近くでサッカーをすることができたらいいなと思っています。新たな生活をスタートさせます。どうか皆さんお元気で…」

 現在37歳の三都主は、1994年に明徳義塾高からスカウトを受け来日。同校卒業後の1997年に清水エスパルスに入団すると、1999年にはチームのセカンドステージ優勝に貢献し、当時史上最年少の22歳でJリーグのMVPに輝く。2001年には帰化申請が受理され、2002年3月のウクライナ代表戦で日本代表としてデビュー。同年の日韓・ワールドカップ、2006年のドイツ・ワールドカップでもプレーした。国際Aマッチには82試合に出場し、7得点をあげている。

 2004年に浦和レッズへ移籍し、2007年には現在FW南野拓実が所属するザルツブルクでもプレーした。2008年に浦和へ復帰すると、その後は名古屋グランパス栃木SCを経て、2014シーズンは岐阜でプレーしていた。リーグ戦通算成績はJ1で353試合67得点、J2で43試合4得点をマーク。2014シーズンは18試合2得点を記録している。

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