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徳島MF宮崎光平が現役引退…フロントスタッフとして徳島に入社

2015.01.09

現役引退を発表したMF宮崎光平 [写真]=Getty Images

 徳島ヴォルティスは9日、2014シーズンまで所属していたMF宮崎光平が現役を引退し、フロントスタッフとして徳島ヴォルティス株式会社に入社することを発表した。

 宮崎は1981年生まれの33歳。1999年にプロ生活をスタートさせ、サンフレッチェ広島アビスパ福岡モンテディオ山形、徳島で16シーズンにわたってプレーした。徳島ヴォルティス株式会社では、営業推進部に配属される。


 引退発表に際し、宮崎は「2014シーズンをもって引退することを決意しました。今まで応援いただき、支えていただいた皆様、本当にありがとうございました。プロとして最初のクラブとなったサンフレッチェ広島では、プロの厳しさを教えてもらい凄く大事な時期を過ごしました。一番長く時間を過ごしたアビスパ福岡では試合に関わることで自分の成長を実感できました。厳しい状況で拾ってもらったモンテディオ山形ではサポーターの皆様をはじめとして、県民の皆様からの温かさを感じてプレーすることが出来ました。そして、福岡、山形でJ1に昇格できたことも凄く良い思いとして残っています」と、かつて所属した3クラブに向けてコメント。

 続けて、2012シーズンから3年間所属した徳島に向けては、「最後に3年間プレーした徳島ヴォルティスでは、四国初のJ1昇格を果たしてJ1でプレー出来たことが何より一番嬉しいことでした。皆様に支えていただいて16年間プレー出来たことの全てが自分にとっての財産となりました」と述べた。

 また、今後フロントスタッフとして徳島に残ることについては、「現役を続けられることが第一とは思っていましたが、このたびクラブからフロントスタッフとしての誘いをいただきました。これまでは皆様によって作り上げていただいた舞台でプレーしていましたが、今度は自分がフロントに入って働くことで今までの恩返しではないですが少しでも役に立てればと思いますし、徳島ヴォルティスを、そして徳島を盛り上げていきたいと思います」と表明。

 最後に、16年間の現役生活を終えて、「今まで支えてくれた家族や両親、サッカーの指導を含め様々な形で僕自身に関わってくださった皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。プロサッカー選手として16年間プレーできて幸せでした。これからも頑張って行きたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします」と、感謝の意を示している。

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