降格の大宮、渋谷監督の来季続投を発表「J1復帰が私自身の使命」

渋谷監督

来季の続投が発表された大宮・渋谷監督 [写真]=Getty Images

 大宮アルディージャは11日、今季途中から指揮をとっていた渋谷洋樹監督との契約を更新し、来季も続投することを発表した。

 続投に際し、渋谷監督はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「今シーズン1年間、辛いときも苦しいときも、共に闘っていただいた全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。選手・スタッフ・クラブが全力を尽くしてまいりましたが、皆さまのご期待に応えることができず、降格という残念な結果となったことを大変申し訳なく思っております。このたび、監督を続投させていただくことになりました。降格させてしまったにもかかわらず、クラブから続投の要請をいただいたことに感謝しております。ここ数日間悩んだ結果、大宮アルディージャをJ1に復帰させることが私自身の使命と感じ、J1に向けての戦いに臨むことを決意しました」

「今年の悔しい気持ちを持って、来シーズンはJ2という厳しいリーグとなりますが、大宮のために、地域のために、今まで以上に謙虚に、ひたむきに、妥協せず、しっかりと準備をし、攻守においてイニシアチブを取れる安定感のある戦いを続けることがJ1復帰、その先の飛躍に向けて必要だと思います。クラブに関わる全ての人たちとともに、一つになって闘ってまいりますので、ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、引き続きご支援、そして熱いご声援をよろしくお願いいたします」

 渋谷監督は、今季から大宮のコーチに就任。8月に大熊清前監督が退任すると、監督に昇格していた。途中就任からのリーグ戦12試合では6勝1分け5敗と健闘したが、最後には力尽き、2005年のJ1昇格以来初のJ2降格が決定した。

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