徳島戦に出場したG大阪のFW宇佐美貴史 [写真]=白井誠二
J1最終節が6日に行われ、ガンバ大阪は徳島ヴォルティスと対戦。両チームともに最後までゴールを奪えず0-0で引き分けた。
同じ勝ち点の2位・浦和レッズが名古屋グランパスに2-1で敗れたため、G大阪の9年ぶり2度目の優勝が決定。2011年の柏レイソル以来となるJ1昇格年のリーグ制覇を達成した。
試合後、宇佐美貴史は「まだ実感がないんですけれど」と言いながらも目に涙を浮かべ、「勝って決められるのが一番良かったですけれど、最終的に優勝できて良かったです」とリーグ優勝を喜んだ。
今季、チーム最多の10得点を挙げた宇佐美だが、「まだまだ取れたと思うし、まだまだ取らないといけなかったと思うんで、満足せずに1試合1得点取るくらいの精神でやりたいなと思います」とコメント。ゴールに対する貪欲さを見せた。
宇佐美は「タイトルを取りたいと思って戦ってきた。序盤は苦しいシーズンでしたけど、最終的にこうやってみんなでタイトル勝ち取れて、本当に嬉しく思います」と今季を振り返ると、「本当にサポーターのみなさんのおかげで勝ち取れた優勝だと思いますし、感謝しています」とサポーターへメッセージを送った。
これで3冠へと王手をかけたG大阪。天皇杯に向けて宇佐美は、「最後も取って気持ち良く終わりたいと思います」と勝利を誓った。