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【J1第30節予想スタメン G大阪vsFC東京】G大阪は逆転優勝に向けて勝利が絶対条件、FC東京の堅守を崩せるか

2014.10.24

G大阪逆転優勝のカギを握る宇佐美 [写真]=Getty Images

ガンバ大阪 リーグ戦連勝ストップも大きなダメージはなし

 10年ぶりとなるリーグ戦7連勝を飾って絶好調だったチームだが、柏戦では終了間際に失点を許し、8連勝とはならなかった。ただ、「浦和も引き分けたのが不幸中の幸い」と阿部浩之も言うように、勝ち点差は「1」広がったのみで選手たちはさほど精神的ダメージを受けていない。


 前節は柏に0-1で敗れたものの、守備陣が与えた決定機は失点した場面ぐらいで、大崩れしていないのは収穫だ。しかし、今節は岩下敬輔が出場停止となり、堅守を支えてきたCBコンビが崩れることになるが、代役の金正也もC大阪とのダービー戦で丹羽大輝とコンビを組んで無失点に抑えているだけに、さほど不安はないはずだ。

 一方で気になるのは、G大阪の攻守を支える2列目のパフォーマンスが低下していること。柏戦では阿部もややミスが目立ったが、連戦となるだけに二川孝広倉田秋らの先発もありうるかもしれない。

 前節敗戦のダメージはさほどないが、優勝争いに食い込む上でホーム2連戦の勝利は義務。リーグ戦再開後に喫した2敗はいずれも無得点に終わっているが、FC東京戦でも攻撃陣の奮起がカギとなるはず。連戦でやや疲労が蓄積していたパトリックは、柏戦で後半の30分間をプレーしたのみでコンディションは上々。しかし、エースの宇佐美貴史がリーグ戦5試合で得点から遠ざかっており、柏戦でも1対1を外すなどやや精彩を欠いた。逆転優勝に向けて、やはり宇佐美の力は欠かせないだけに奮起を期待したいところだ。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-4-2
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
金正也
オ・ジェソク
MF
阿部浩之
遠藤保仁
今野泰幸
大森晃太郎
FW
パトリック
宇佐美貴史

FC東京 守備陣はリーグ最少失点と安定、G大阪アタッカー陣とのマッチアップに注目

 仙台、大宮と下位との対戦で無得点に終わり、2連敗を喫したが、前節は広島に勝利。広島にボール支配を許し、苦しい時間が続いたが、GK権田修一を中心に守備意識が高く、リーグ戦2試合目の出場となったカニーニもチームにフィット。ポジショニングに優れ、スペースを埋める守備能力の高さを発揮している。

 マッシモ・フィッカデンティ監督は、センターバックのチョイスについて、「これまで出場を続けてきた吉本一謙の状態も良い。つなぐべきか、高さが必要になるのか、相手によって選ぶことができる」と話している。

 前節は3バックの広島に対して3トップで臨み、前線からプレスをかける対策を実施。その起用に応え、渡邉千真が先制点をマーク。好調の武藤嘉紀が攻撃の起点となり、自身もセットプレーから今季12得点目をマークし、勝負強さを見せつけた。その一方で、広島にプレスをかわされるシーンも目立った。今節は連戦の3戦目でもあり、個々のクオリティが高いG大阪に対してどうボールを奪いにいくかがポイントになるだろう。

 G大阪とのリーグ戦は2010年から2勝2分。しかし、万博競技場での成績は過去3勝1分8敗と、苦手としているスタジアムだ。現在リーグ2位の得点力を誇るG大阪に対し、FC東京はリーグ最少失点を誇る。主導権を握られる試合展開も予想されるが、堅守からG大阪を焦らせるような戦いに持ち込みたい。(totoONE編集部)

FC東京予想スタメン
4-3-1-2
GK
権田修一
DF
徳永悠平
カニーニ
森重真人
太田宏介
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
河野広貴
FW
エドゥー
武藤嘉紀


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