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鹿島MF野沢拓也、仙台へ完全移籍「常に勝利とタイトルを目指す」

仙台への完全移籍が決まったMF野沢拓也 [写真]=Getty Images

 鹿島アントラーズの元日本代表MF野沢拓也が、ベガルタ仙台へ完全移籍することが決まった。1日に両クラブが発表した。

 野沢は1981年生まれの32歳。鹿島の下部組織出身で、1999年に2種登録選手となり、同年4月に17歳でJリーグデビューを果たした。翌2000年にトップチームに昇格し、中心選手として2007年からのJ1リーグ3連覇に貢献するなど、数々のタイトルを獲得。2006年には日本代表にも選出されている。2012年にヴィッセル神戸へ完全移籍したが、翌2013年に鹿島に復帰していた。今シーズンは、リーグ戦で8試合出場1得点。通算ではJ1で318試合に出場し、60得点を挙げている。

 移籍にあたり、野沢は鹿島に対して以下のようにコメントした。

「次にアントラーズのサポーターの皆さんに『さようなら』を告げるときは、現役引退のタイミングだと思っていました。ヴィッセル神戸に在籍した1年を除き、18年半にわたりここでお世話になったことから、自分の中で引退までやり切りたいという願いがありました。当たり前のことかもしれませんが、サッカーの醍醐味は自分たちの技術と戦術で相手を上回り、勝利すること。そして、常に勝ち続けること。アントラーズではそれを実現できる環境がありました」

「しかしながら、アントラーズには今、かつての自分のように、これから更に成長する多くの若手選手がいて、彼らとともにクラブは新しい時代に向かおうとしています。ベテランと呼ばれるようになった自分が、今までの経験を生かして彼らとチームを支えるというのもプロ選手として素晴らしいことだと思います。しかし、自分の未熟さゆえに現段階ではそれを受け入れることができませんでした。『観戦客をワクワクさせるような選手でありたい』という気持ちは、今も強く残っています。このままサッカー人生を終わりたくないという欲もあります。そういったサッカーに対する意欲、そして何よりも愛するクラブの妨げになりたくないという気持ち。その二つが、移籍を決断した理由です」

「簡単なことではないと思いますが、所属クラブが変わっても、アントラーズのサポーターの皆さんには今までと変わらず野沢拓也を応援いただけることを願っています。今後も僕がアントラーズへの想いを胸に抱き続けていくように。長い間、お世話になりました。そして、本当にありがとうございました」

 また、加入する仙台に対しては、「このたび、新たな挑戦の場とチャンスを与えていただけたことを光栄に感じています。プロサッカー選手として、僕は常に勝利とタイトルを目指して戦っています。移籍というのは難しく、クラブやサポーターの皆さんにご迷惑をおかけしてしまう部分もあるかと思います。ただ、サッカーへの意欲と試合に向かう姿勢はどこへ行っても変わりません。勝利を重ね続けるという明確な目標のもと、一歩でもタイトルに近づくためにチームの一員として頑張っていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします」と、コメントしている。

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