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日産がシティ・フットボール・グループと業務提携…齋藤「マリノスをより大きなクラブに」

2014.07.17

横浜市内で共同記者会見を行った日産自動車株式会社とシティ・フットボール・グループ

 日産自動車株式会社は17日、マンチェスター・Cなどを持つシティ・フットボール・グループ(CFG)との共同記者会見を横浜市内の本社で開き、グローバルパートナーシップを締結することが両CEOより発表された。

 契約締結によりCFGは日産自動車が保有する横浜F・マリノスの少数株主となり、CFG傘下であるプレミアリーグのマンチェスター・C、MLSのニューヨークシティFC、AリーグのメルボルンシティFCとともにユース年代の育成、マーケティングのノウハウ、人材交流など様々な分野において提携を行っていく。


 会見には横浜F・マリノスの嘉悦朗社長とブラジル・ワールドカップで日本代表に選出された齋藤学が出席。業務提携について大きな期待を寄せているようだ。

 嘉悦社長は「今回のCFGとの提携は、Jリーグで初の資本提携をともなう海外企業との提携となります。初めてのケースなだけに、何としても成功させてJクラブの一つのあり方を世の中に提案できればと思っています。是非、今後のマリノスに期待していただきたいです」とコメント。

 齋藤は「(マリノスの下部組織出身ということで、今回の業務提携に期待するところは?)マリノスの下部組織は日本でもトップレベルだと思いますが、世界でもトップレベルのクラブの下部組織への海外遠征などができることは非常にいい経験だと思います。(世界トップクラスの下部組織のノウハウを得た選手から追いかけられる立場になるが?)どんどん来てほしいですね。マリノスの下部組織からいろんな選手が出て、自分も切磋琢磨していくことでクラブをより大きくしていきたいです。」

 日産自動車は、マンチェスター・Cの本拠地エティハド・スタジアムでの今後の広告展開や、9月から開催されるUEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサー契約を締結するなど、サッカーの分野においても積極的なグローバル展開をしていく。

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