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カズが単身で初の被災地訪問…石巻市の小学校で特別授業

2014.07.16

訪問授業を行った門脇小学校の生徒と三浦知良

 横浜FCに所属する三浦知良が宮城県石巻市の門脇小学校で、寝具メーカー・東京西川主催による学校訪問授業「夢で逢えたら 特別バージョン」を15日に開催した。

 三浦知良は、単身では初めてとなる被災地の訪問で、震災により校舎が瓦解して現在は、近隣の門脇中学校内の仮校舎で授業を行っている門脇小学校の生徒たちと、将来の夢について語り合う特別授業を行った。また授業後は、門脇小学校と門脇中学校の生徒たちに同選手がイメージキャラクターを務める、世界初の高機能スポーツタオル『COOLCORE』がプレゼントされた。


 授業は小学4から6年の生徒80名を対象に行われ、事前に生徒達が作っていた将来の夢についての作文を使用し、三浦知良と生徒達が夢について語り合った。やはりサッカー選手になる夢についての話題となり、同選手はブラジルで経験した話などを生徒に行うと、生徒たちは、「カズ選手が初めてブラジルでゴールを決めた時の話がとても印象に残りました」、「カズ選手がかっこ良くて感動しました」などと、授業の感想をコメントしている。

 授業終了後、三浦知良は以下のように感想を語った。

「レクリエーションのような楽しい会でした。みんなそれぞれに自分の夢を持ちしっかりしていると思いました。夢を叶えるために、とにかく諦めないで努力してほしいです。今後も試合でいいプレイをし、元気な姿を見せることで復興支援に繫がればと考えています。今日会った子ども達には夢を持って行動してほしいと思います」

 また、13日に終了したブラジル・ワールドカップについても、言及している。

「始まる前はスタジアムのことなど心配ごとも多かったですが、安全に試合が終わって良かったです。ワールドカップを味わえて良かったです。でも、正直、終わってしまって寂しいです」

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