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太鼓のバチをピッチへ投げ込んだ鹿島サポに無期限入場禁止処分

2014.05.05

 5日、鹿島アントラーズは、3日に行われたJ1第11節の柏レイソル戦で発生したトラブルへの処分を発表した。

 同試合は柏のホームで行われたが、82分、ビジター自由席ゴール裏から太鼓のバチがピッチ内に投げ込まれ、柏GK菅野孝憲の足もとに落下。主審による現場の安全確認が取れるまで、試合は約1分中断した。


 クラブは同行為の後にも、「再開後、バチを投げ込んだ人物は警備員や係員に詰め寄り、胸倉をつかむなどの暴力行為に及んだ。この人物は特定され、試合終了直後に実施された事情聴取のなかで違反行為を認めた」と経緯を説明。6日のJ1第12節名古屋グランパス戦より、ホームゲーム及びアウェイゲームへの無期限入場禁止処分を科したことを発表した。

 クラブは、「今回の違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆様、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりお詫び申し上げます。クラブとして、名古屋戦以降、場内放送やチラシ配布などで禁止行為の再徹底を促します。このような違反に対して、勝ち点のはく奪や無観客試合といった重大な制裁が科される場合もございます。サポーターの皆様におかれましては、今一度、禁止行為についてご確認いただき、観戦ルールの順守をお願い申し上げます」と声明を発表している。

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