浦和MF鈴木啓太は対戦相手の清水に謝罪「非常に申し訳ない」

浦和

Jリーグ史上初の無観客試合となった浦和vs清水 [写真]=大木雄介

 J1第4節が23日に行われ、浦和レッズと清水エスパルスが対戦。8日に行われたホームのサガン鳥栖戦で、スタンドコンコースに差別的横断幕が掲出されたため、Jリーグ史上初の無観客試合で行われた埼玉スタジアム2002での一戦は、前半に清水FW長沢駿、後半に浦和FW原口元気の得点が生まれ、試合は1-1の引き分けに終わった。

 試合後、浦和のMF鈴木啓太は、無観客試合について以下のようにコメントしている。

「無観客で戦うことは数日前からわかっていたから、それに対してやりやすかったとか、やりにくかったとかというのはコメントする必要はないと思う。やっぱりプロのサッカー選手として、戦っている中で、リーグ戦一試合一試合大事な試合なので、サポーターの前でプレーしたい」

「サッカーというのはスタジアムに来てもらって、生で見てもらってそこで感じてもらうもの。そういうことの意味の大きさを選手たちは感じた。こういうことが二度とないように、浦和レッズがもう一度生まれ変わらなければならない。大きく考えるとJリーグにとっても、こういうゲームが二度と起こらないように」

「清水の選手たちに対して非常に申し訳ない。僕たちはサッカー選手で、対戦相手がいる中でやっているので、お互い尊重して、リスペクトして成り立っているもの。浦和の立場として、清水の人たちには本当に申し訳ない。今回のことは自分たちだけでなく、Jリーグ全体にとってプラスになるように、良い教訓にしなければならない」

モバイルバージョンを終了