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J1得点王の大久保が、わずか2日で川崎F入りを決めていたことを明かす

2014.03.06

大久保は2012年末に神戸から川崎へ移籍した [写真]=Getty Images

 2013年シーズンJ1得点王の大久保嘉人が、2012年末、わずか2日で川崎フロンターレ入りを決意したことを明らかにした。7日発売の自伝『情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生』で、ヴィッセル神戸から川崎への移籍の顛末を詳細に記している。

 自身初のバイオグラフィーによれば、神戸のJ2降格が決定した直後、神戸でのプレーを続けるのか、
あるいは移籍の道を選択するのか、結論を出せないまま、年末に海外旅行に出発。帰国した12月28日に代理人から留守電が入っており、電話をかけ直すと、「川崎フロンターレから正式なオファーが届いている」と言われ、「明日までに返事をしてくれ」と即決を迫られたのだという。

 これに対して、「せめて、2日は時間がほしいです」と返答し、周囲に相談すると、「フロンターレは攻撃的なサッカーをするから、嘉人が行ったら、生まれ変われるかもしれんよ」といった助言をもらったそうだ。丸2日熟考した上、12月30日には川崎への加入を決めたと明かしている。


 自伝では、川崎に加入後、風間八宏監督の「フォワードはあまり動くな」、「マークされているディフェンダーを目がけて走っていけ」という指導によって得点感覚が磨かれたとも述べている。

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