決勝点を決めた槙野(左端) [写真]=清原茂樹
J1の2014シーズン開幕節が1日に行われ、ガンバ大阪と浦和レッズが対戦した。
クラブ初の降格からJ2優勝を果たし、1年でJ1に復帰したG大阪が、ホームに昨季終盤の失速で6位に終わった浦和を迎えた。
浦和はサイド攻撃を中心に原口元気や興梠慎三らがチャンスをうかがう。G大阪は26分、藤春廣輝が左サイドを抜けるとニアサイドに飛び込んだ佐藤晃大にクロスが送られるが、枠をとらえられなかった。優位に試合を進めていた浦和は43分、左サイドのCKからペナルティエリア内で阿部勇樹がシュート。これに反応した槙野智章が押し込み、浦和が先制して前半を終える。
G大阪は66分、右サイド浅い位置でFKを得ると遠藤保仁の送ったボールに、丹羽大輝がヘディングで合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点ならず。同点を目指してG大阪が攻め込む中、73分に浦和はカウンターから、右サイドで原口元気がDFをかわして左サイドへグラウンダーのラストパス。後半途中に投入された李忠成がGKと1対1になるが、シュートは決められず。
G大阪はリンスや米倉恒貴といった今季新加入の選手を投入し、同点を目指すが浦和守備陣がシャットアウト。浦和が1-0で勝利した。