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波戸康広氏が引退試合で将棋親善大使委嘱式…プロ野球選手の井川慶に次いで2人目

2014.01.18

将棋を指す波戸康広氏[写真]=瀬藤尚美(2013年9月撮影)

 18日、元日本代表で横浜F・マリノスなどで活躍した波戸康広氏の引退試合が行われ、試合前に同氏への将棋親善大使委嘱式が行われた。将棋親善大使はプロ野球選手の井川慶投手に続いて2人目。
 
 将棋初段の腕前を持つ波戸氏は、昨年5月に横浜FMと将棋のコラボイベントを実現させるなど、2つの競技の橋渡し役として活動してきた。委嘱式に登壇した谷川浩司将棋連盟会長は、「私は波戸さんと同じ兵庫県出身で、その活躍を楽しみに見ていました。将棋とサッカーはスポーツとゲームという違いこそあれど、戦術の考え方などは意外と共通点も多いです。最近では『将棋でサッカーが面白くなる本』という書籍も出されたほど。両方のファンが増えることを祈っています」とコメント。
  
 免状と記念品を授与された波戸氏は、「本当に光栄。僕なんかが任命されていいのかなと思う気持ちもありますが、親善大使としてサッカーと将棋両者の発展に尽力していきたい」と語った。
 
 上述の書籍では波戸氏と野月浩貴七段の対談も収録されており、その中で波戸氏は、「自分はサイドバックだったので端攻めが好き。角派か飛車派で言うと飛車派。飛車を捨てると、まるで自分を捨てているようで(笑)」などと語っている。

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