J2第42節が24日に行われ、松本山雅FCと愛媛FCが対戦。29分にPKで挙げた得点を守り抜いた松本が、1-0でリーグ最終戦を白星で飾った。しかし、J1昇格プレーオフ出場権を獲得できる6位以内には、勝ち点で並んだものの、得失点差で及ばず、7位でシーズンを終えた。
試合後、松本のFW船山貴之とFW塩沢勝吾は、以下のようにコメントしている。
■船山貴之
「PK獲得の場面は、そのままいけるかなと思ったら、引っ張られた感覚があって、PKになりました。今までの中で一番緊張したPKになりました。落ち着いて自分のタイミングで蹴りました。プレーオフに関しては、自分たちが勝てなかったのが悪い。この結果受け止めるしかない」
■塩沢勝吾
「今日やったことがシーズン中でも、もっと数多くできたらというところです。最終節まで、この緊張感を持ってできるのはなかなかないこと。自分たちのサッカーがどれだけ出せるかなので、悔しいところもあるが必死に駆け抜けたと思う。もっと大きな夢を見せたかったです。自分の中ではベストを尽くせたと思う。今日、無失点で終えたことも、財産になる」
「この終盤できたサッカーをベースにして来年もできればいいなという気持ちはある。ホームで勝てなかった試合もあるし、それを改善できればいい」
「最後まで緊張感の中で、サポーターの大声援を味わえるなんて幸せなこと。山雅のサポーターは素晴らしいし、ここでプレーできてうれしい」
「反さん(反町康治監督)には、『最後のゲーム、今までやってきたことを表現しろ』と言われていた」
「J1は挑戦権が手に入りそうなところまで来たというところでは、手の届く場所だし、でもプレーオフにいけなかったということは、足りないものがあったということ。その意味では遠い場所ですね」