天皇杯4回戦3試合が20日に各地で行われ、準々決勝進出8チームが出揃った。
都道府県代表として唯一勝ち残っていた長野県代表のAC長野パルセイロは、横浜F・マリノスとアウェーで対戦。1点を先行されるも前半のうちに追いつくと、試合は延長戦までもつれ込む接戦となる。しかし、延長前半に横浜FMの藤田祥史が決勝点を挙げ、2-1で終了。名古屋グランパス、ギラヴァンツ北九州を連破した長野だったが、4回戦で姿を消した。
ホームにモンテディオ山形を迎えた川崎フロンターレは、J1得点ランキング首位の大久保嘉人が2ゴールを挙げる活躍を見せ、2-0で勝利。熊本のうまかな・よかなスタジアムで行われたヴァンフォーレ甲府とコンサドーレ札幌の一戦は、スコアレスで延長に突入。延長後半113分にパトリックが決勝点を奪った甲府が、ベスト8に駒を進めた。
12月22日に行われる準々決勝進出チームが出揃い、8チーム全てがJ1クラブ勢となった。準々決勝の組み合わせは、以下のとおり。
大分 vs 横浜FM
鳥栖 vs 川崎
仙台 vs FC東京
広島 vs 甲府