浦和に快勝し、首位に浮上した横浜FM [写真]=清原茂樹
J1第23節が28日に行われ、横浜F・マリノスと浦和レッズが対戦した。
2位横浜FMと3位浦和の上位対決となった試合は、9分に横浜FMの齋藤学との競り合いで腰から落下した浦和の森脇良太が負傷により、早くも坪井慶介との交代を強いられる。横浜FMは27分に浦和のDFラインでのパス回しのもたつきを見逃さず、小椋祥平が中央の那須大亮にプレッシャーをかけてボールを奪い、こぼれたところを中村俊輔が流し込み、先制点を獲得する。
2分後にはマルキーニョスが、ペナルティエリアやや外でボールをキープすると、ドリブルでシュートコースを作り、ミドルシュートを決めて追加点を得る。前半を2点のリードで折り返した横浜FMは、48分にも中村が利き足とは逆の右足でミドルシュートを決めて、この日2点目を獲得。試合はそのまま終了し、横浜FMが3-0の快勝を収めた。
横浜FMは2戦ぶりの勝利で勝ち点を47に伸ばし、同勝ち点で並ぶ首位のサンフレッチェ広島がヴァンフォーレ甲府に敗れたため、首位に浮上した。