チームワーストの8連敗を喫した大宮の選手たち [写真]=鷹羽康博
J1第23節が28日に行われ、川崎フロンターレと大宮アルディージャが対戦した。
試合は序盤から動きを見せる。開始3分に川崎は、森谷賢太郎がDFライン裏に出したロングパスに中村憲剛が抜け出し、飛び出した相手GKの頭上を越えるシュートを冷静に決めて先制する。一方の大宮は、6分に右からのクロスをペナルティエリア内で胸トラップしたノヴァコヴィッチが後ろから倒されてPKを獲得。これを自ら決め、すぐさま同点とする。
追いつかれた川崎だったが、9分に大久保嘉人がピッチ中央から右アウトサイドにかけたミドルシュートを決め、すぐさま勝ち越す。大久保は今季18得点目となった。早い段階でスコアが動いた試合だが、その後は両チームに得点は生まれず。川崎が2-1で勝利した。
川崎はリーグ戦2試合ぶりの白星。大宮は監督交代後も連敗は止まらず、クラブのワースト記録を更新するリーグ戦8連敗となった。