
プレシーズンマッチが23日に行われ、横浜F・マリノスと日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが対戦。横浜FMが3-2で競り勝った。
試合後、マンチェスター・Uのライアン・ギグスは、以下のようにコメントした。
「どんな試合でも勝ちたいものだが、プレシーズンの主な目的はフィットネスを高めることだ。何人かはこの試合で初めてプレーしたり、90分間が初めての選手がいたり、いろいろだったが、それもすべてリーグ初戦のスウォンジー戦のための積み重ねなんだ。今日のような湿気や暑さには慣れていなかったし、横浜はシーズン中ということで、僕らよりもコンディションが良かったかもしれない」
―プレシーズンはここまで3勝2敗だが?
「どんな試合も勝ちたいけど、プレミアリーグで勝てるのであればここでの負けは別に構わない。ただ、相手にも敬意を払う必要がある。横浜は非常にいいプレーをした。僕らの課題はもちろんこの後修正していかなければいけない。あと3、4週間でシーズンは始まるが、だんだん良くなってきているし、コンディションも高まってきていると思う」
―デイヴィッド・モイーズ新監督については?
「選手にとって新しいことだし、監督にとっても新しいことだ。まだ一緒になって3週間しか経っていないし、これからだと思う。でも、今僕らは楽しんでいる。アジアツアーも楽しいし、みんなのコンディションも上がってきている。新シーズンが楽しみだ」
―香川は新シーズンで大きな役割を担う?
「僕もそう思う。シンジは最初のシーズンでよくやった。質が高い選手だと思う。ただ、マンチェスター・ユナイテッドは一人の選手に依存するのではなく、全員で戦うチームだ。だからこそ今までの成功がある。ただ、その中でもシンジは間違いなく大きな役割を占めている。他の選手が持っていないクオリティを持っている。高い技術力があり、相手のスペースを見つけ出すことができ、両足でゴールを決めることができる。間違いなく、我々にとって重要な選手だ」
―横浜FMと対戦して、日本人選手にどういう印象を持ったか?
「日本人選手は勤勉で、チームとして団結力がある。一人ひとりを見てもテクニックが高く、守備陣もしっかりボールを扱うことができる。我々としては、今日の試合は、ボールポゼッションだったり、そういったことにチャレンジするいい機会だった。今日のような質の高いチームと対戦するのは非常に意味のあることだ」