
プレシーズンマッチが23日に行われ、横浜F・マリノスと日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが対戦。横浜FMが3-2で競り勝った。
試合後、横浜FMの樋口靖洋監督は、以下のようにコメントした。
─今日の試合を振り返っては?
「まず、このような機会を与えていただいて、関係者の皆さんに感謝申し上げたい。サポーターの皆さんも素晴らしい舞台を作ってくれて、非常にありがたく思っている。今日の試合は、自分たちのチーム力を上げるチャンスにしようと、そのためにトライとエンジョイの2つをなしとげて勝ちをつかみとろうということで選手たちを送り出した。横浜F・マリノスというクラブを世界に発信するチャンスであり、今のスタイルが世界基準に照らしてどうなのか、個々人で何ができて何ができないかを測るためにトライすべきだと捉えて試合に入った。選手たちはそのとおり、トライとエンジョイをしっかり発揮してくれた。フィールドプレーヤー全員がこの機会を生かしてくれたというのが大きな収穫だと思う」
─マンチェスター・Uの印象は?
「アジアツアーの最中ということで、正直コンディションは良くなかったと思う。ただその中でも、一人ひとりの戦術眼であったり、カウンターにかかった時のスピード感は素晴らしかった」
─中村俊輔選手が前半早々に退いた理由は?
「俊輔は体調を崩して、発熱していた。試合前のウォーミングアップでも探っていた状態で、本人と話したところ、できるところまでやりたいということだった。私自身、15分から20分かなと思っていたし、本人も交代のサインを出してきたので、あの時間での交代となった」