浦和戦を26日に控え、会見を行ったガジディスCEO、ヴェンゲル監督、ポドルスキ、宮市(左から)
26日に行われる「埼玉スタジアム2002開設10周年記念 さいたまシティカップ2013」の開催を前に、浦和レッズと対戦するアーセナルが23日に記者会見を行った。
記者会見にはイヴァン・ガジディスCEO、アルセーヌ・ヴェンゲル監督、ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、日本代表FW宮市亮が出席した。
浦和戦を控え、ヴェンゲル監督は、「ツアーの一連の試合は、今シーズンに備えての準備試合。チームに磨きをかけ、イングランドに戻ったら、完全に準備が整った状態にしたい。若手の有能な選手も出てきている。彼らがどういった可能性を持っているかを見ていきたい。質の高いサッカーをするためにも、Jリーグ4位、そしてサポーターの多い浦和と対戦することで、チームをテストする場になると考えている」と、強化試合としての浦和戦の重要性を強調した。
22日の名古屋グランパス戦ではPKで得点した宮市も「Jリーグの中でもサポーターの方が熱狂的ですし、いい環境です。Jでもいい順位にいる勢いのあるチームだなと思っています。テストだと監督がおっしゃっていましたが、個人としてはフィットネス状態をどんどん上げていくことと、チームとしてはシーズンに向かって意思統一することが大事だと思います」と、アピールを誓っている。
2008年に行われた同大会にバイエルンの一員として来日し、2得点を挙げたポドルスキは、「今回も素晴らしいツアーになっている。たくさんのファンの前でのプレーを楽しみにしている。精一杯いい試合をしたい」と活躍を約束した。
アーセナルと浦和の試合は、26日に埼玉スタジアム2002で19時30分キックオフとなっている。