川崎フロンターレ所属のブラジル人FWパトリックが、同クラブを退団し、ヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍することが決まった。移籍元はブラジルのサルグエイロとなる。18日に川崎、甲府の両クラブが発表した。移籍期間は2013年7月18日~2014年1月1日で、背番号は11。パトリックは19日から甲府に合流する。
移籍にあたって、パトリックは川崎に対し、「皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。来日して、フロンターレに入ってから、サポーターの皆さん・監督やコーチングスタッフ・選手・クラブスタッフとすべての皆さんが私に優しく接してくれました。だからこそ今回の移籍はとても残念です。ただ、サッカーの世界ではこういうことはよくあることですし、ヴァンフォーレ甲府からオファーをいただいたことについては素直に嬉しく思っています。私はチームを離れますが、これからもフロンターレのことを応援していますし、まだフロンターレとの対戦も残っているので、その時にはしっかりプレーしたいと思っています。本当に皆さんが優しく接してくれたことに感謝しています。フロンターレの皆さん、ぜひ優勝目指して頑張ってください。私もヴァンフォーレ甲府で精一杯頑張ります。本当にありがとうございました」とコメントしている。
パトリックは1987年生まれの25歳。今シーズン、サルグエイロから川崎に期限付き移籍で加入した。リーグ戦8試合に出場して2得点、ヤマザキナビスコカップ5試合で1得点を記録している。