J1第11節が11日に行われ、仙台と大宮が対戦した。
7連勝で首位に立つ大宮は、敵地での仙台戦に臨んだが、開始早々の7分に失点を喫してしまう。左CKの流れから蜂須賀孝治に放たれたミドルシュートを、ゴール前で赤嶺真吾にトラップされると、すぐさまシュートに持ち込まれ、ゴールネットを揺らされた。
アウェーで1点のビハインドを負った大宮だったが、前半終了間際の44分にも、再びゴールを許してしまう。カウンターから、右サイドをウイルソンに一気に突破されてしまい、ドリブルシュートで追加点を奪われた。
2点差で折り返すと、大宮は58分にもカウンターから仙台のウイルソンにポスト直撃のシュートを打たれたが、追加点を許さずにいると65分にゴールを奪う。菊地光将の自陣からのロングボールを仙台DFがクリアミスをすると、ボールを拾ったノヴァコヴィッチがラストパス。最後は、走り込んだズラタンがシュートを沈めた。
1点差に詰め寄った大宮は、攻勢をかけて同点ゴールを狙ったが、2点目は挙げられずにタイムアップを迎え、1-2で敗れた。首位は維持したが、J1でのクラブ新記録だった7連勝とともに、昨年9月から続いたJ1の無敗記録も21試合でストップ。リーグ戦では昨年8月25日の仙台戦以来となる黒星となった。