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ナビスコ杯のリベンジならず!? FC東京の東がPKを蹴らなかった理由

「次回、(PKを)蹴る機会があったら頑張ります」と話した東慶悟 [写真]=山口剛生

 前半終了間際、主審がホイッスルを吹いてペナルティスポットを指した直後、ゴール裏のFC東京サポーターから東慶悟を応援する歌が聞こえてきた。

 4月3日に行われたヤマザキナビスコカップ予選リーグ。FC東京は名古屋グランパスを味の素スタジアムに迎えた一戦で後半アディショナルタイムにPKを獲得。これをキッカーの東が外してしまい、痛恨のスコアレスドローに終わっていた。
 前半、後半の違いがあるとはいえ、対戦相手、終了間際の時間帯という同じようなシチュエーション。サポーターは17日前のリベンジとばかりに「オー、ヒガシケイゴ」と高らかに歌い、悪夢の払拭を期待した。

 だが、ボールを持ってキックに向かったのは、ここまでリーグ戦無得点のルーカス。「PKには自信があるし、最初から蹴るつもりだった。これまで日本で一回だけPKを失敗した時のGKが楢崎正剛選手だったこともあるけど、34歳になってもPKを蹴るのはドキドキもの」というチーム最年長のブラジル人アタッカーが放ったシュートは、天敵(?)楢崎の右手をかすめてゴールネットに突き刺さり、チームを勢いづけて逆転勝利の呼び水となった。

 ここで気になったのは、キッカーを務めなかった東。試合後、PKのシーンとサポーターからのコールについて直撃すると、「(応援は)聞こえてましたよ。でも……ルーカスがボールを持って蹴りに行ったので……。次回、蹴る機会があったら頑張ります」と苦笑い。ちなみに田中マルクス闘莉王と激突して負傷した頭部は、「3針縫いましたけど、大丈夫です」とのこと。

「何より勝てたことが良かった」と続けた司令塔。次こそはPKキッカーに立候補してくれるのかにも注目しておきます。

文=青山知雄(Jリーグサッカーキング編集長)

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