勝利を振り返るポポヴィッチ監督 [写真]=山口剛生
J1第7節が20日に行われ、FC東京と名古屋グランパスが対戦。ホームのFC東京が3-1で快勝した。
試合後、FC東京のランコ・ポポヴィッチ監督が、以下のように勝利を振り返った。
「結果を見れば素晴らしい。試合内容もファンタスティックだった。サッカーの質の部分やメンタルの強さを見せられた。ただ、サッカー以外の部分での疑問はあった試合」
「クラブ全体で、この一戦で結果を出すためにやってきた。全員が戦った結果。今日の勝ち点3は、勝てない中でも支え続けてくれたファン・サポーターへのプレゼント。私たちは引き続き、こういうサッカーを見せ続けることが大事。結果と質が伴うサッカーを見せる」
―闘莉王選手のハンド(実際にはハンドの判定は取られていない)はベンチから見えたか?
「ベンチからでなくても、鹿島からでも見えたのでは? 札幌からも見えたかもしれません。レフェリーからだけ見えなかったのではないか。もしかしたら、GKと間違えたのかもしれない」
―ハンドの判定が取られなかった後、選手の士気をどう保ったのか?
「こういうところで大切なのは、冷静になること。自分たちの力を出して、この状況に打ち勝つ。ハーフタイムには、自分たちがやってきたことを信じて戦おうと言った」
「勝敗に左右される仕事だから、レフェリーのためにも(判定に関して)どんどん議論をすべき。それによって質が上がり成長する。(判定が)正しいとか悪いということではなく、日本サッカー界の発展のためになる」