[写真]=Getty Images
明治安田生命Jリーグなどスポーツコンテンツを中心としたOTTサービスを展開する『DAZN』は12日、サービスの新たな料金プランを発表した。
今回の発表での大きな変更は2点。新規プラン『DAZN Global』の開始と、これまでのサービスを引き継ぐ『DAZN Standard』の新料金設定となる。
『DAZN Global』は、月額980円(税込)にて世界のユニークなスポーツを手軽に楽しめるプラン。「DAZNをこれまでご利用したことがない方やスポーツ初心者の方、新しいスポーツの世界を探索したい方などにたっぷりとスポーツの魅力をお届けします」と同社は説明している。コンテンツラインナップは後日発表となっているが、同日に行われたメディアラウンドテーブルに登壇した山田学DAZN Japanエグゼクティブバイスプレジデントは、「格闘技やボクシングなどを中心にスタートする予定」と説明し、「今後、日本の皆様にもわかりやすい競技なども追加していく予定」と見通しを語っている。
『DAZN Standard』は設定している3つの料金形態を改定。単月で月々に支払うプランは現在の月額3000円(税込)から月額3700円(税込)へ、12カ月契約で月々に支払いが発生するプランは現在の月額2600円(税込)から月額3000円(税込)へ、12カ月契約で一括に支払うプランは現在の27000円(税込)から30000円(税込)となり、2年連続で料金価格の値上げとなる。
山田氏は、昨年度からグローバルグループ全体として投資フェーズから回収フェーズに入っている点、ライツを維持・増加のために投資が必要であることなどを理由に挙げ、「プレミアムなコンテンツに合わせた価格は模索していきたい。現実的な範囲で受け入れていただけるかを検討した結果、社内で設定しました」と説明している。
料金形態の改定は2023年2月14日から開始。改定後の価格は2月14日以降の初回請求から適用される。また、『DAZN Standard』加入者は『DAZN Global』のコンテンツをそのまま視聴することができる。
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By サッカーキング編集部
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