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“攻める地域クラブ”ファントークンの資金調達で元ビジャレアルの選手獲得!その裏側とは?

 前代未聞の取り組みが地域クラブで実現した。関東サッカー1部リーグに所属するエスペランサSCがファントークンを活用し、アルゼンチンからナウエル・フアン・シスネロスを獲得したのだ。驚くべきは経歴だ。ボカ・ジュニアーズの育成組織出身のシスネロスは、当時からその才能を高く評価され、若干17歳でトップチームに昇格して3試合に出場。勢いのままにビジャレアルからのオファーに応え、30万ユーロ(約4500万円)でローン移籍をした。在籍約2年間の中で最終的にトップチームでの出場は叶わなかったものの、その後もブラジル2部Bのナウチコへ移籍し、リーグ優勝の立役者になるなど南米各国で活躍した。2022年7月、南米ルートに強いパイプを持つエスペランサSCのオルテガ監督からのオファーに応えて、新規入団となった。

ナウエル・フアン・シスネロス

 ここからはその仕掛け人に話を聞いていく。エスペランサSCはトークン発行型クラウドファンディングアプリ2.0『FiNANCiE』で“エスペランサトークン”を発行しているが、6月にシスネロス獲得のための資金調達という目的で追加トークン販売を実施した。結果として、1週間という短期間にも関わらず、総額530万円を超える資金調達を成功させた。地域クラブであるエスペランサSCがなぜ1週間で500万円以上の支援金を集められたのか専務取締役の宮崎氏に話を聞いた。

エスペランサSC専務取締役 宮崎氏

「ファントークンを運営するにあたり、常に意識していることは、購入者と共にクラブを創っていく『共創』意識を忘れないことです。また、高額になっている選手の保有権が今後NFTなどを使った小口化商品になることはスポーツ界のすう勢と思っています。これは不動産が小口証券化したのと同じです。このような時代の流れの先端にエスペランサがいられるよう意識して営業活動をしています。今回はまさにそのような営業活動の1つの成果です」

「ナウエルについても、日本特有の夏の蒸し暑さに苦しみながらも、持ち前のプロ意識でチームのために貢献しようと練習日以外にも何度も野七里グランドに来ては自主練に励むなど急ピッチでコンディションを仕上げています。南葛戦、筑波戦で魅せたプレイがチームにフィットしたら間違いなくエスペランサの攻撃は変わると思います」

「今後もトークンを活用し、南米の有望な選手を獲得する流れを継続していくつもりです。彼らを育て上げ、ビッグクラブへと送り出すことでクラブに収益が生まれます。最終的には、その収益をトークンホルダーへと還元し、トークンの価値向上に繋げる。我々はこの循環を回すことで、これまでにないモデルの『育成型クラブ』を作れると考えています」

 エスペランサSCは現在(8月11日時点)、関東サッカー1部リーグで3勝2分6敗と、今一つ波に乗れてはいないが、アルゼンチンからの大型助っ人がチームを助けてくれることに違いない。今後のクラブから目が離せない。

記事提供=FiNANCiE

■エスペランサSC

 関東サッカー1部リーグに所属。かつてアルゼンチン代表としてマラドーナともプレーしたオルテガ監督の情熱的な指導のもと、どんな困難をも乗り越える「個」の育成と、育成からトップチームまでが一つの「ファミリー」として強い絆で結ばれた魅力あふれるサッカークラブ。

プロジェクトURL:https://financie.jp/users/esperanza/cards

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