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Jリーグ初! FC岐阜がフットゴルフクラブを設立

2019.07.09

FC岐阜がフットゴルフチームを設立

 FC岐阜は8日、Jリーグクラブでは初となるフットゴルフクラブ「FC岐阜フットゴルフクラブ」を設立することを発表した。

 2018年フットゴルフワールドカップモロッコ大会に日本代表として出場した、三重県出身の高波瀬史人が所属。今後は高波瀬を中心にファン、サポーター、クラブスタッフなどでチームを構成し、フットゴルフの普及や競技人口の増加に取り組む。


■フットゴルフとは?
 2009年にオランダでルール化されたと言われているフットゴルフは、サッカーとゴルフが融合した「ゴルフ場でサッカーボールを蹴りゴルフをする」新スポーツ。世界ではセリエAのラツィオやローマが、すでにフットゴルフクラブを設けるなど、世界で急速に普及している競技だ。

 FC岐阜では、2017年から幅広い世代が楽しめるフットゴルフに注目しており、これまでにもホームゲームや地域で体験イベントなどを実施。「将来的にフットゴルフが大きく成長すると感じた」ことから、今回のフットゴルフクラブ設立を決めた。

 岐阜周辺のゴルフ場でフットゴルフがすでに導入されていることも、今回の決定を後押しした。岐阜県中津川市にあるフォーティーンヒルズカントリークラブでは、2017年からフットゴルフの常設コースを設置し、昨年9月にはフットゴルフ世界最高峰大会のメジャー競技「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2018」を開催。一般社団法人日本フットゴルフ協会とともに海外選手を誘致した他、元なでしこジャパンの丸山桂里奈氏や水内猛氏(元浦和レッズ)、本並健治氏(サッカー元日本代表)らもプレー。2018年にはクラブ主催として第1回FC岐阜フットゴルフ大会を開催している。

 また、同コースではクラブやフットゴルフ協会の大会だけでなく、通常営業中も多くのフットゴルファーが県内外から来場している。地元岐阜でフットゴルフが浸透し始めていることも、チーム誕生のきっかけとなった。

 今月26日からはFC岐阜フットゴルフクラブの新たなホームとなるフォーティーンヒルズCCで、国際大会の第40回ジャパンオープンが行われる。この大会には高波瀬も出場予定。誰でも参加できる大会となっている。

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