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昨季限りで現役引退の岩政大樹氏、都内の中高一貫校で部活動指導員に

2019.03.25

岡山時代の岩政大樹氏 [写真]=Getty Images

 昨季限りで現役引退した元日本代表DF岩政大樹氏が自身の公式ブログ(https://ameblo.jp/daiki-iwamasa/)を更新し、文化学園大学杉並中学校・高等学校で「部活動指導員」として、週2〜3回生徒を指導することになったと発表した。

 岩政氏はブログの中で「以前は女子校だったため、今年度より共学となったばかりの学校です。当然、サッカー部は一年生しかいません。グラウンドはテニスコートしかなく、普段使えるのはテニスコート1面だけ。これを「面白い」と感じてしまったので、この先がどうなるかは分かりませんが、まずはやってみたいと思います」と今回の決断に至った理由を述べている。

 また「育成年代の指導は必ずやっておきたいこと」だったと明かし、「これは私にとって願ってもない機会だと思っています。そういえば私は、中高の数学の教員免許を取得しましたが、元々数学を教えたかったのではなく、サッカー部をもちたかったのでした。出会うことになった子どもたちと向き合って、彼らが少しでもサッカーが上手くなる。サッカーを通して人として成長する。そんな指導を目指します」と今後に向けて意気込んでいる。

 岩政氏は1982年生まれの現在37歳。岩国高校から東京学芸大学を経て、2004年に鹿島へ加入した。鹿島では2013年までプレーし、2007年から2009年にかけてJリーグ3連覇に大きく貢献した。2014年はタイでプレーし、2015年に岡山へ移籍。2017年より東京ユナイテッドFCに所属し、関東リーグ1部で2年間プレーしていた。また、日本代表としても国際Aマッチ8試合に出場した。

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