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槙野智章がDHLアンバサダー就任 ラグビーW杯を応援「国民に勇気と希望を与えるキッカケに」

2018.09.19

DHLジャパンのブランドアンバサダーに就任した槙野(左)と松島

 2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップのオフィシャルロジスティックスパートナーを務めるDHLジャパン株式会社は19日、ブランドアンバサダーとしてラグビー日本代表の松島幸太朗、サッカー日本代表の槙野智章、元ラグビー日本代表の大西将太郎氏が就任したことを発表。3名が出席して会見を行った。

 翌20日で本大会までちょうど1年となるが、松島は「W杯という舞台でピークを迎えられるように」とコンディショニングに言及。2015年大会では強豪・南アフリカを相手に大金星を挙げた日本だが、「前回大会の結果もあって分析をされると思いますが、それを上回れるかどうか。出場する選手はその状況を楽しめるかですね。グループリーグは全勝する気持ちで臨みたいです」と意欲を語る。


会見では本物のウェブ・エリス・カップも展示された

 W杯で言えば、サッカー日本代表は2018年のロシアW杯で2大会ぶりのベスト16進出となった。サッカーからラグビーへ、世界の舞台で活躍するためのバトンが渡される形となるが、槙野は「このお話をいただいた時、すごく嬉しかったです。競技は違えど、スポーツを盛り上げたい気持ちは変わりません」とアンバサダー就任を喜ぶ。

 ラグビーW杯まであと1年というタイミングだが、大舞台に向けての気持ちの作り方において槙野は、「プレッシャーをどれだけ楽しめるかですね。僕らはW杯直前にいろいろありましたが、大会までの2週間くらいは、むしろ時間を長く感じるくらいで、やるべきことをやれました。1年間は楽しくできたと思います」と経験を振り返り、「僕たちはチャレンジャーとして臨んだ大会で、初戦がとにかく大事だと思っていました。ラグビーW杯でも初戦のロシア戦がカギになると思います」と、見通しを語った。

 本大会へ松島は「結果にこだわる姿勢を見せ、しっかりと結果を出し、勇気を与えられるような結果を」と意気込むと、槙野も「国民の皆さんに勇気と希望を与えるいいキッカケにもなると思います。選手の皆さんには責任と覚悟を持ってプレーしていただければと思います」と、エールを送った。

子どもたちと準備運動

 また3名は、同日からDHLジャパンが展開する、ラグビーW杯本大会各試合でのマッチボールを運ぶキッズを募集する「DHLマッチボールデリバリー」キャンペーンの開始を宣言。集まったラグビーキッズたちと交流を図るアクティビティーも行われた。

 質疑応答コーナーでは、「尊敬している人は?」の問いに槙野が現サッカー日本代表監督の森保一氏の名を挙げ、「みんなと同じくらいの歳の時に、こういったイベントでサッカーを教えてもらって、『ガンバレ』って声をかけて頭を撫でてくれて」と、サッカーを頑張るキッカケの一つを与えてくれた恩師への感謝の語るとともに、回答。

 松島が子どもたちと一緒にチームを組んで対決に臨んだり、槙野が笑顔で子どもたち一人ひとりに声をかけるなど、未来のラグビー日本代表にとって、貴重な時間が設けられた一日にもなった。

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