2018.01.17

【スカサカ!ライブ】上田西・白尾監督が選手権を振り返る「本当に“奇跡のチーム”だった」

サッカー総合情報サイト

 年末年始に行われた第96回全国高等学校サッカー選手権大会において、長野県勢として初めてベスト4に進出した上田西高校。2016年から同校を率いる白尾秀人監督がスタジオゲストとして登場し、自身のキャリアや選手権について語った。

 白尾監督は与論高校から高校3年次に国見高校に転校し、小嶺忠敏監督(現長崎総科大附属高監督)の指導を受けた経歴の持ち主。卒業後は国士舘大に進み、プロ入り後はヴァンフォーレ甲府、松本山雅FC、V・ファーレン長崎、FC琉球で活躍。引退後の2009年から長野県で高校生の指導に当たっている。

 恩師の小嶺監督について聞かれると、白尾監督は「すんごーく真面目で、すんごーく厳しかったです」と回顧。「試合に勝つことの大事さ、負けることの厳しさを教えてもらいました。今の自分があるのは小嶺先生に道を切り開いていただいたおかげです」と謝意を述べている。

 現役時代の白尾監督について語ったのは、1歳年下で、大学時代に対戦した経験もあるレギュラー解説委員の岩政大樹(東京ユナイテッドFC)。「今はこんな体型ですけど(笑)、FWでめっちゃ速かった。すごく速くて、裏を狙う選手で、得点力も決定力もあったので、僕は嫌でした」と大学時代を振り返ると、白尾監督からは「ユニバーシアード代表のトレーニングマッチで2トップを組んだ」という意外なエピソードが語られる。韓国との試合で延長戦になり、岩政はパワープレー要員としてFWで投入され、ポスト直撃の惜しいシュートも放ったという。白尾監督は「今でも生徒たちに『岩政と2トップを組んだ』と自慢しています(笑)。今日も『サインもらってきて』と頼まれました」とジョーク交じりに語った。

 現役引退後に指導者の道を選んだのは、やはり恩師である小嶺監督の影響が大きかったようだ。

「選手権という夢の舞台に憧れたのが一番ですね。小嶺先生が(遠征の際に)マイクロバスを運転している姿、指導している姿が目に焼き付いていて、僕もやってみたいと思いまして、育成に携わろうと思いました。僕も大型バスの免許を取ったので、(遠征の時は)自分で運転しています。深夜バスみたいに夜10時に出て朝7時に遠征先に着いて、そこから練習試合をやっています」

 今回の選手権出場は、上田西高としては12年ぶり2回目で、白尾監督にとっても初めての経験。もちろん今大会に出場した選手たちにとっても初めての大舞台だった。そのため、白尾監督は雰囲気作りには特に腐心し、「自分が選手だった時にどうだったかを考え、選手たちをどう送り出せばいいのか、マネジメントに気を遣いました」と語った。

 選手権出場のためには「現実味を帯びさせていくのが一番の近道」という考えの下、東海大の高妻容一教授を招いてメンタルトレーニングをしたり、福富信也氏を招いてチームビルディングの講習をしたり、元Jリーグ選手を招いて講演してもらったり、強豪校と練習試合をしたりと、様々な方法を採った。これによって「選手がみるみる変わっていった」という。

 その成果が選手権でのベスト4という成績。白尾監督は「本当に“奇跡のチーム”だと思っています。僕は『ベスト4』ではなく『全国3位』だと言うようにしています。生徒たちが起こした奇跡はすごいことだと思っています」と教え子たちを称えた。

 1月19日(金)21時から放送の『スカサカ!ライブ』では、Jリーグオフシーズン情報や、岩政がプロデュースするインタビューコーナー「今まさに聞く!」~鈴木隆行・石川直宏~などが放送される予定となっている。

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