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【スカサカ!ライブ】小池龍太が語る柏での1年間「最初はすごく苦しんだ」

2017.12.12

 柏レイソル所属DF小池龍太がスタジオゲストとして出演し、2017シーズンや自身のキャリアなどについて語った。

 小池は2014年、当時JFLだったレノファ山口にアマチュア契約で加入。翌15年にはJ3で優勝、16年にはJ2で全42試合に出場して柏への移籍を勝ち取り、今年はJ1で32試合に出場と、着実にステップアップを遂げている。1年ごとにカテゴリーを上げながら主力として活躍し続けられる理由について、本人は次のように語った。


「今シーズンであれば、来年ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)に出るために試合やトレーニングをしていました。JFL時代は翌年にJ3で戦うためにそのシーズンを戦っていましたし、J2時代もそのシーズンを乗り切るためというより、J1で戦うために自分は何をすべきかを意識しながらやってきたからこそ、自分が試合に出られていて、毎年カテゴリーを上げられた要因だと思います」

 柏での17シーズンについてはこう振り返っている。

「移籍1年目ということで、試合に出場することを第一に考えてやってきました。序盤は(試合に)出られなかったですけど、終盤にかけて出続けることができたので、いいシーズンだったと思います。(チームの雰囲気は)1年を通してすごく良かったです。終盤戦、勝てない試合が続いた時も、全員が前向きにやっていたし、やることを変えず、自分たちを信じてやっていたので、悪い雰囲気になることはなかったです」

 アカデミー出身選手が多く、選手同士の共通理解度が高い柏への移籍。戸惑いはなかったのだろうか。

「最初はすごく苦しみました。(プレー面での約束事が)全然分からなくて、しかも昨年のJ2最終節でケガをして出遅れてしまい、トレーニングもやっていない状況だったので全く分からなかったです。ラインコントロールがちょっと遅れるだけで失点してしまうので、いろいろな選手とたくさんしゃべって、分からないことがあったらとりあえず聞く。それを徹底しました。教えてくれた選手たちに感謝しなければならないですね」

 小池は主に右サイドバックを務めているが、その前方には「速いな、と思っています」と感嘆するスピードスターの伊東純也がいる。伊東との連係についても、心掛けていることがあるという。

「彼が生き生きとプレーするのをどれだけ助けられるか。彼が一対一を仕掛ける回数が増えればレイソルにとってはプラスになるので、それだけを考えています。自分が攻め上がることで相手選手を連れて行ってしまうことがないようにとか、逆にオーバーラップすることで彼が一対一で勝負できる状況を作るとか、いろいろなことを試しています」

 着実にステップアップを遂げている小池。今後の目標を聞かれると、次のように回答した。

「来シーズン、自分としてもチームとしても結果を残したいです。ベストイレブンに選出されるという目標もありますが、日本代表に招集されるようになったら、選手としても人間としても大きくなれると思います。そのためには、まずフィジカルを鍛えなければならないと思っています。世界と戦うためにはフィジカルが大事ですし、そこで負ける選手は今の代表には選ばれないので、そこを最優先で改善させなければならないと思っています」

 12月15日(金)21時から放送の『スカサカ!ライブ』では、EAFF E-1サッカー選手権2017の日本代表の試合を振り返る。また、高円宮杯プレミアリーグチャンピオンシップ・参入戦特集や、JPFA合同トライアウトに密着した様子も放送される予定となっている。

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