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【スカサカ!ライブ】V・ファーレン長崎J1昇格達成! ターニングポイントはこの試合

2017.11.22

 2017シーズンの明治安田生命J2リーグで2位を確定させ、クラブ設立13年目にして初のJ1昇格を果たしたV・ファーレン長崎。選手たちがシーズンを振り返り、ターニングポイントとなった試合や、昇格を果たすことができた理由を語った。

 MF中村慶太は、ターニングポイントとなった試合として第28節のアビスパ福岡戦を挙げた。


「福岡戦が、今の順位にいられる一番の大事なところだったと思います。直接対決で、相手のアウェイの地で勝ち点3を取れたのがすごく大きかったですし、そこで勝ち点3を縮められて、そこからアビスパの調子も崩れてきたので、そこが本当に大きかったと思います」

 第27節終了時点で福岡は勝ち点55の2位、長崎は同44の5位で、勝ち点差は11あった。この試合では前半終了間際に相手のオウンゴールで先制すると、この1点を守り切り1-0で勝利し、勝ち点差を8に縮める。

 続く第29節は東京ヴェルディに1-2で敗れた長崎だが、第30節からは12戦負けなしと一気に調子を上げ、自動昇格を手繰り寄せた。

 また、副キャプテンを務めるMF幸野志有人は、勝ち続けることで起こったチームの変化についてこう語っている。

「勝って自信をつけている部分はあるかなと思いますし、ハードワークというところを毎試合しっかり出せていると思います。勝つことによって、やっていることに自信をつけて、さらにそれが質の高いものになったかなと思います」

 初のJ1昇格達成に、地元ファンも大きな期待を寄せている。新大工町商店街にある「平井餅まんじゅう」の平井栄一さんは、長崎の地にサッカーやV・ファーレン長崎がさらに根付いていくのではないかと予想した。

「(J1に上がると)世界からも長崎に注目が集まると思いますし、サッカー人口もさらに増えていくんじゃないかなと。V・ファーレンのファンもさらに、にわかファンから(本当の)ファンに変わっていくんじゃないかなと思います」

 11月24日21時から放送の『スカサカ!ライブ』では、J2プレーオフ特集やUEFAチャンピオンズリーグ第5節レビューなどが放送される。岩政大樹(東京ユナイテッドFC)がプロデュースするインタビューコーナー「今まさに聞く!」は、ジュビロ磐田名波浩篇~後編を放送。現役時代の岩政と名波監督の関係に迫る。

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