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『#乾質問』で乾貴士に聞いてみた! やりたいポジションは?ドリブル上達法は?スパイクのこだわりは?

2017.07.12

 2011年夏に渡独。4年間のプレーを経て、2015年夏からは憧れの国であったスペインで活躍する乾貴士

 2018年の大一番へ、サイドから切れ味鋭い仕掛けを見せてくれることを期待する声も日に日に高まっているアタッカーに『サッカーキング』で募集した質問をぶつけました。ツイッターにて乾選手の“気になること”を『#乾質問』で皆さんから募集し、プレースタイルや練習方法、メンタル面などを直撃。また、足元事情についても質問が寄せられたので、使用するアシックスのスパイク『DS LIGHT® X-FLY® 3』についても聞いてみました。

インタビュー=小松春生
構成=細江克弥
写真=野口岳彦

乾貴士

Q1 まずは大きいテーマの質問をぶつけさせてください。「なんでドリブルがうまいんですか?」とのことで。

乾貴士(以下、乾) ハハハ(笑)。そんなにうまくないんですけどね……。でも、ドリブルが好きなことは間違いなくて、そのきっかけは、やっぱり小学生の時に所属したセゾンFCだったのかなあ。ドリブルって、うまくなった感覚が自分で分かるじゃないですか。思いどおりにプレーしないと相手にバレるし、自分でも分かるし。そこが面白かったんでしょうね。

Q2 続いてはそのドリブルについて、「乾選手のようにドリブルが上手くなるためにはどのような練習をすれば上手くなれますか?」とのことです。特に中高生くらいにおすすめの練習法はありますか?

乾 ドリブルのタイプによりますね。僕はあまりフェイントはかけないタイプなんですが、カラーコーンを1~1.5メートルくらいの感覚で置いて、その間をトップスピードでドリブルする練習をやっていました。特に高校に入ってからは、練習量では負けてなかったんじゃないかな~。試合で負けるよりも、個人として負けるほうが悔しかったので。そこで負けないように練習していました。

Q3 次の質問。「自分の1番得意なポジションと生まれ変わったらやってみたいポジションはどこですか?」。ポジションは監督の方針などもあるので、自分で決めることができない部分ではありますが、いかがでしょう。

乾貴士

乾 今やっている左サイドも好きですけど、一番好きなポジションはトップ下。生まれ変わったらやってみたいポジション……。昔はGKをやってみたいと思ったこともありましたよ。GKって、カッコいいじゃないですか。でも、今はやってみたいとは思わないかな(笑)。それなら、サイドバックかボランチ。サイドバックって、大変だけどセンスが求められるじゃないですか。だから面白そうだなって。ボランチはたくさんボールを触れるし、“操れる”という意味で面白い。前の選手を生かせる選手になってみたい。年を取ったらやってみたいなと思うけど、むしろ今でもやってみたいですよ。

Q4 メンタル面についてです。「乾選手はなにもかもやる気が出なくなった時、でもやらなければならない事が沢山あるときどうやってやる気を出して乗り越えますか? 」

乾 ありますよ、やる気が出なくなる時! 例えばオフ。ほぼ毎日、自主練習をやっているんですけど、「今日はいいかな~」と思う日もあって。それでも結局は毎日やるのは「休んだら負け」と考えるからだと思います。とりあえず行けばやる。そういう感じなので、その場に向かうしかないですよね。

乾貴士

Q5 大迫選手にも同様の質問をしたんですが、「試合前のルーティンがあれば教えてください」。

乾 ルーティン……。ないですね。ロッカールームでは音楽を聴きながら……それくらいしかないですね(笑)。あまり“試合用”という感じにしたくないので、いつもと変わらず、ですかね。

Q6 大迫選手と同じ答えですね! では、練習についてもう一問。「小学生の時に1番好きな練習と1番嫌な練習は何でしたか?」

乾 好きだったのは紅白戦。今でもそうですけど。嫌いだったのは……県選抜の練習!(笑) なんやろな、みんな、面白くないことするじゃないですか。イメージだけ膨らませてゴールまで行くみたいな練習をやるんですよ。それがイヤで。ちょっとぶっちゃけ過ぎたかな(笑)。

乾貴士

Q7 「高校時代の自分にメッセージするとしたら?」とのことですが、当時の自分に伝えたいことはありますか?

乾 高校3年の時は上の世代に混ざって試合をしたりしていて、調子に乗っていた時期でした。コーチとケンカしてしまったこともあったので、周りに迷惑もかけたし、そこはやっぱり後悔しています。調子に乗っちゃダメと言いたいですね(笑)。

―――ここからは使用しているスパイクについておうかがいします。乾選手はアシックスの『DS LIGHT® X-FLY® 3』を着用していますが、同製品では天然皮革スパイク(カンガルー)を使用しています。天然皮革へのこだわりはありますか?

乾貴士

乾 昔からずっとカンガルーなので、それに慣れてしまいました。ボールのタッチ感が違う。天然皮革のスパイクに慣れているので、そういう意味では強いこだわりを持っています。

―――人工皮革スパイクを試してみたことはありますか?

乾 練習で履いたことはあります。ただ、日本って芝生を濡らさないじゃないですか。だから人工皮革のスパイクだと芝がくっついてしまう気がして、それがイヤなんです。雨の時はツルンといきそうで、ちょっと怖いというか。でも、人工皮革が好きな人もいるから、感覚が違うんでしょうね。

―――アシックス製スパイクで言えば、人工皮革は大迫勇也、駒井善成、中谷進之介。天然皮革は小野伸二、大前元紀、高木俊幸、小川慶治朗、中山雄太などがそれぞれいます。顔ぶれとそれぞれのプレースタイルを見て、イメージ通りな部分や意外と感じる部分はありますか?

乾 駒井選手が“人工派”というのは、ちょっとびっくりです。プレースタイル的に“天然派”なのかなと思っていたので。僕もできるのかな。でも、今さらいいかという感じではありますけどね(笑)。

乾貴士

―――ちなみに、以前インタビューで注目している選手として中谷選手を挙げられていましたが、その理由は?

乾 若いのにチームで素晴らしいパフォーマンスを見せているし、チームの好調をしっかりと支えていますよね。中谷くんはすごく頑張っているなというイメージがあります。対戦したら? うーん……わからないです(笑)。

―――天然皮革はどのようなプレースタイル、ポジションの選手にオススメですか?

乾 僕の感覚では、攻撃的なポジションの選手にオススメという感じですけど、今は人工皮革のスパイクを履いている選手もたくさんいますからね。自分は無理なので、それはすごいと思います。ちなみに、サコ(大迫勇也)はなんて言ってたんですか? (「革が伸びにくいから、踏ん張った時にブレにくい」と)あ~~、なるほど。その感覚はないなあ。でも、それ、確かに大事やなあ(笑)

乾貴士

※コメントは乾選手個人の感想です。

“素足感覚”を追求! 繊細なボールタッチでゲームを支配する『DS LIGHT® X-FLY® 3

DS LIGHT® X-FLY® 3
アシックス
DS LIGHT®』シリーズは、フィット性の高い設計や軽さが人気のアシックスを代表する一足。今回の『DS LIGHT® X-FLY® 3』は、繊細なボールタッチでゲームをコントロールするプレーヤーのために“素足感覚”を追求したモデル。アッパー前足部のスポンジ厚を前モデルより2mm減幅させることで、フィット性をより高めている。

■フィット性
アシックス
アッパー前足部には柔軟なカンガルー表革、後足部には軽量化に優れたマイクロファイバー人工皮革を採用し高いフィット性を実現。

■屈曲性
アシックス
アウターソールの薄肉化により、屈曲性と軽量性を追求。素足感覚を実現した。

■安定性
アシックス
アウターソール中部のリブ形状化することでソールの変形を抑え、キック時のブレを軽減。前足部のスタッド位置、かかと部のスタッド幅を調整し、接地時の安定性を高めた。

商品情報
品 名:DS LIGHT® X-FLY® 3(ディーエスライトエクスフライ3)
品 番:TSI748 0338
価 格:18,000円(税別)
カラー:ブレイジングイエロー×ラピス
サイズ:23.0~29.0cm(0.5cm刻み)
アッパー:人工皮革×天然皮革
アウターソール:合成底ナイロン+ウレタン
スタッド:合成樹脂製(固定式)
生産国:ベトナム

商品についてのお問い合わせ先:アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 TEL 0120-068-806

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