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今年で3回目の『#ShinjiDream Cup』…主催者・香川真司が左肩負傷も強い要望で実現

2017.07.06

「#ShinjiDream Cup」に登場した香川真司 [写真]=吉田孝光

 7月2日、ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が主催する小学生のサッカー大会『#ShinjiDream Cup』が、大阪府堺市立サッカーナショナルトレーニングセンター(J-GREEN SAKAI)で開催された。

 今年で3回目となる同大会は当初6月18日に予定されていたが、同月7日の日本代表対シリア代表の一戦で香川が左肩を負傷したため、実施見送りに。しかし、香川の強い要望もあり2週間遅れで開催された。

 大会は9時30分からスタートし、午後に控える決勝戦進出へ向けた8チームによる決勝トーナメントが行なわれた。準決勝で大宮JSCを3-0で下したPRIMO OSAKA、島田FCに2-0で競り勝ったボヘミア大阪の2チームが決勝戦に駒を進めた。

 また、同会場の別コートで行われていたフレンドリーマッチでは、YSC大阪対FC bellの決勝戦の最中、香川がサプライズ観戦に訪れる。会場が騒然とする中、YSC大阪が1-0でFC bellを下し、フレンドリーマッチ優勝を飾った。

 12時からは『ADIDAS DREAM CAMPAIGN 香川真司のスキルアップトレーニング』に臨んだ。久々の実践ということもあり「左肩は狙わないでね(笑)」と言った香川だったが、ゴールを使用したゲーム形式での練習では鋭いパスでアシストを量産するなど“本気モード”。抽選で当選した50名の参加者たちと約1時間、ボールを通じた交流を楽しんだ。

 休む間もなく小学校1年生とその両親を対象とした『朝日新聞主催スペシャルクリニック』がスタート。香川はミニゲームから登場し、切れ味鋭いドリブルや高度なテクニックで参加者たちを魅了した。

 14時20分からはボヘミア大阪とPRIMO OSAKAによる決勝戦がキックオフ。10分ハーフで行われる決勝戦は、前半8分に左サイドからチャンスを作ったボヘミア大阪が先制する。後半4分にも追加点を挙げたボヘミア大阪が2-0で栄冠を勝ち取った。後半から解説を務めた香川は「素晴らしい試合でした」と総評。優勝したボヘミア大阪には「おめでとう!」と賛辞を送り、惜しくも準決勝に終わったPRIMO OSAKAに向けては「この悔しい気持ちが大事になるので、頑張ってください!」と激励の言葉を掛けた。

 その後、優勝したボヘミア大阪とチーム真司によるスペシャルマッチが行われた。昨年のスペシャルマッチに敗れ「悔しかった。今年はリベンジマッチです!」と鼻息荒く意気込む香川。そのチーム真司のメンバーには、もう一人の香川真司の姿が……。

 登場したのは香川のそっくりさんでお馴染みの浅野智秋さん。試合は香川の2得点でチーム真司がリードすると、試合終了間際には香川のクロスに浅野さんが詰めて追加点。“W香川”のホットラインも炸裂し、スペシャルマッチは3-1でチーム真司が勝利を収めた。

 閉会式では恒例となった『香川選手に叶えてもらいたい夢』で当選した2名の夢を叶える時間に。「香川選手と縄跳びが飛びたい」、「香川選手と一緒にうどんが食べたい」という夢を実現させ、プレゼントと記念撮影を応えた。

 表彰式では優勝を飾ったボヘミア大阪へサイン入りの日本代表ユニフォーム、準優勝のPRIMO OSAKAには自身のムック本『MYSELF 香川真司』にサインを添えてプレゼントした。

 最後に「まだサインはしていませんけど」と前置きしながらも、「来シーズンもドルトムントでプレーすると思います」と事実上の残留を宣言。また、8月31日に控えるオーストラリア代表戦に向けては「チームでいいスタートを切って、日本代表もW杯出場を決めたいと思います」と集まった大勢のファンの前で誓った。

By サッカーキング編集部

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