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長谷部誠、故郷・藤枝にスクールを開校「日本を背負う子どもたちに伝えていきたい」

2017.03.01

フランクフルト所属の長谷部誠 [写真]=Bongart/Getty Images

 フランクフルト所属の日本代表MF長谷部誠は1日、サッカースクール『MAKOTO HASEBE SPORTS CLUB』の第一校目を故郷の藤枝に開校することを発表した。

 同スクールは理念として「子どもたちを人間性の優れた大人へ。世界を身近に感じ、想像力を働かせ世界で活躍できる子どもたちを育てる」ことを掲げ、(1)グローバルな人材育成(2)長谷部誠と共に考える(3)独自のメニュー・スタッフ(4)多角的なアプローチ(5)感謝の気持ちに伴う行動力(6)考える力・悩み抜く力、の6項目を方針として挙げている。

 スクールは年中・年長クラスから中学生クラスまであり、日本サッカー協会公認かつブンデスリーガ下部組織など現地で研修を受けた指導者によるスクール、スクール前後の時間帯に室内での勉強会(各自の学校の宿題に取り組むといった机に向かう時間の設定および講師によるアドバイス)、動画(映像)を通じて長谷部との人間性や社会貢献についてなど様々なテーマに対してのディスカッションを行う場を設けるといった、体だけでなく脳も鍛えるカリキュラムが実施される。

 長谷部はスクール開校に際し、「これまでサッカー選手として50ヶ国以上の国を訪れてきました。そこで様々なものを目にしサッカー選手としてだけでなく世界を取り巻く環境などを通じ、人としてのありかたを自問自答してきました。そのなかで自分自身がより若い年齢の時に世界を身近に肌で感じることのできる環境にあったならば、どんなに素晴らしかったかと思う時があります。そのような思いをこれからの日本を背負う子どもたちに少しでも伝えていきたいという一心でこのSPORTS CLUBを立ち上げさせていただきました。子どもたちが成熟した大人になっていく一助になれば幸いです」とコメントを寄せている。

 場所は藤枝市総合運動公園となり、3月19日、28日、29日には運動能力や学習能力の向上を目的とした『Global Standard Class』の無料体験会が実施。世界の同年代の選手が行なっている最先端の練習や基準を提供する『Global Advanced Class』は3月20日にセレクションが行われる。

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