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JFA女子委員長の今井純子氏、なでしこ新監督は「5月、6月にお知らせしたい」

2016.03.27

リオ五輪出場を逃したなでしこジャパン [写真]=Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は27日、東京都内のJFAハウスで2016年度定時評議員会および第4回理事会を開催し、田嶋幸三氏がJFA会長に正式就任。10日に発表されていた次期役員候補者も就任が決まり、田嶋新会長率いる新体制が発足した。

 女子委員長に就任した今井純子氏は、「女子サッカーというよりも、技術部で指導者養成や育成、普及を(男女含む)全体の方で長くやってきた」という経験を活かし、「全体のリソースや人材を女子に繋げて、活性化やレベルアップさせていきたい」との方針を掲げた。

 AFC(アジアサッカー連盟)やFIFA(国際サッカー連盟)での活動経験から、「日本の女子サッカーが世界でものすごくリスペクトされていて、大事にされていると感じる」とし、「なでしこらしいサッカーを磨いて、あらゆる面で世界の女子サッカーの発展に、日本の女子サッカーが貢献し続けられるように。そういった視点をもってやっていきたい」と意気込んだ。

 現在は「4月の理事会に目掛けて委員会を編成しているところ」で、リオデジャネイロ・オリンピックの出場権を逃したなでしこジャパンの新監督については、「次の代表の体制や女子の政策全般など、詳しいことは委員会の中で決めて、5月、6月あたりに改めて整理したものをお知らせしたい」と説明。

 退任した佐々木則夫前監督の後任をすでにリストアップしていることも認め、「あらゆる可能性について検討したい」とし、「大事な判断になる。監督だけではなくそれをサポートする体制も含めて、万全な体制を準備したい」と話した。

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