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ラインメール青森とブリオベッカ浦安のJFL昇格が決定

2015.11.22

JFL昇格が決まったラインメール青森 [写真]=前田カオリ

 JFL昇格をかけた第39回全国地域リーグ決勝大会(以下、地域決勝)の決勝ラウンドが11月21日からの3日間、高知市の春野総合公園陸上競技場で行われている。ブリオベッカ浦安(千葉県/関東リーグ)、サウルコス福井(福井県/北信越リーグ)、ラインメール青森(青森県/全国社会人サッカー選手権大会枠/東北リーグ)、FC刈谷(愛知県/東海リーグ)の4チームが1次ラウンドを勝ち上がって決勝に出場。総当たり戦での勝点上位2チームがJFL昇格となる。

 東北リーグで優勝を逃していたラインメール青森は10月下旬に行われた全国社会人サッカー選手権大会(以下、全社)でベスト4入りし、地域決勝の出場権を掴んでいた。

 決勝ラウンド1日目のFC刈谷戦では、3-1で勝利。2日目、サウルコス福井との厳しいゲームに1-0で競り勝ったことで、勝点が6に。下位2チームが勝点で追いつく可能性がなくなったため、JFL昇格が決定した。

 葛野昌宏監督は「リーグでは(引き分けがあったため勝点が及ばず)2位となっていたが、黒星がついていたわけではなかった。今季は2度(全社の準決勝と3位決定戦)しか負けていないということで、決して巧いチームではないけれど球際や走力などを強みにして、自信を持ってここまで来ることができた。地域決勝の1次ラウンドと全社では3日目の試合内容が良くなかったので、決勝ラウンドは2日目までに勝点6を得ようと明確な目標を掲げて挑んだことが、実を結んだ」と話した。

 また、第2試合だったラインメール青森の試合結果を受け、第1試合で勝点6にしていたブリオベッカ浦安のJFL昇格も確定している。

 明日、勝点6で並んでいるブリオベッカ浦安とラインメール青森が直接対戦し、今大会の優勝チームが決まる。

文・写真=前田カオリ

By 前田カオリ

関西の社会人リーグを中心に育成年代など取材。

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